〈コロナ禍〉ブエノスアイレスで毎日家庭料理生活 強制隔離生活5ヵ月目のうちの場合
自宅での生活も5ヵ月が経ち、アルゼチンの家庭はどこでも、えー今晩のご飯は何にしよう、毎日何を食べよう、がいつもに比べて非常に重要な問題です。
一昨日は、アルゼンチンでよく食べる pollo a la cacelora ポジョアラカセロラでした。
カセロラはお鍋のことです。ぐつぐつ煮て、この汁は白ご飯とマッチします。アルゼンチン的にはマッシュポテトが普通らしい。
次に手間がかかる手練りパスタのニョッキ。じゃがいもと小麦粉で作ります。安くて栄養たっぷりなので月末の定番。
29日に食べておさらの下にお札をおいておくとお金が増えるらしいです。
ひき肉は carne picadaカルネピカダと言います。
またおいしいチキンをたくさん買ったのですが、muslo ムスロというもも肉を骨を抜いてもらった deshuesado デスウエサードを唐揚げにするとおいしいです。日本酒がなかったので、白ワインを利用。
手前の白ワイン chardonnay チャルドネは辛口。奥の torrontes トロンテスは甘口です。
そしてアルゼンチンでは唐揚げの粉は売っていない、もしくはあっても高いので小麦粉とMACICENAマイセナというコーンスターチを片栗粉のように使います。左のharina de trigo アリーナは小麦粉です。ゼロが多いほど菓子作りに向いていて、うちはこれを半々に使います。
今回はチャルドネの白ワインにつけて、塩、しょうゆ、にんにく、しょうがで適宜味つけしておいておきました。
揚げたてを網にあげるとさらにカラッと
そして、ワインの残りも飲みます。
日本酒を買うより安くておいしく手軽にできます!
別途フルーツもたくさん買いました。一度に10kgぐらいパパが買ってきてくれます。
そしてときにはベランダから四角い空をみながら 娘が焼いたBUDINパウンドケーキをみてお茶をして日光浴を少しします。
筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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