【ジョージア】新型コロナウイルス対策に関する新たな措置を発表
1. 2020年9月10日午前11時現在、ジョージア国内において新型コロナウイルスの感染者は1830名(死亡者19名、治癒者1334名)が報告されています。9月10日確認された新規感染者数は、これまでで最大の57名となっています。
特に、バトゥミを含むアジャラ地方での感染拡大が懸念されており、アジャラ地方からトビリシ市内に移動後に発症した事例もあることから、ジョージア政府はアジャラ地方からほかの地域へ移動した人に対して自主隔離を呼びかけています。また、トビリシ市内においても、クラスターの発生が確認されています。
そのあと9月11日午前11時現在、ジョージア国内においては感染者1917名(死亡者19名、治癒者1354名)が報告されています。本日確認された新規感染者数は87名で、今月8日以降、過去最多数を更新し続けています(これまでの1日あたりの最大数は非常事態宣言下の4月16日に確認された42名でした)。
ここ数日の新規感染者のうち、多くがバトゥミ市の位置する西部アジャラ地方で確認されており、アジャラ地方からトビリシ市内への移動後に発症した事例も複数確認されていることから、ジョージア政府は、アジャラ地方からほかの地域へ移動した人に対して自主隔離を呼びかけています。また、トビリシ市内やクタイシ市内においても、複数のクラスターの発生が確認されています。
2. ジョージア政府より、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための国内における以下の新たな制限措置が発表されました。
・屋内外における10名を超える集会の禁止(※集会には誕生日会、結婚式、葬式などの公共の場で開催される集会や宗教的なイベントが含まれます)
・屋外ナイトクラブでの集会の禁止
・200名を超える文化イベントおよびスポーツイベントの禁止
これらの措置に違反した場合には罰金が科せられる可能性があります。また、解除の発表がない限りは継続することとなっていますので、注意してください。
3. 引き続き、
3つの密(密閉・密集・密接)の回避
手洗い・うがいの励行
咳エチケット
マスクの着用
などにより、感染予防に努めるようお願いします。
4. ジョージア滞在中に発熱や継続的な咳、味覚障害など、コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には、ただちに【112】に電話をして指示を仰いでください。
その際には、可能な限り在ジョージア日本大使館にも連絡いただきますようお願いします。
※以上、大使館からのメールを一部引用。
※画像はトビリシ旧市街です。
筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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