バンコクから日本へのエアメールの送付方法、追跡方法、ハガキの郵便料金の改定など(2020年10月1日~)

公開日 : 2020年12月11日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆様、サワディーカー。

以前投稿した記事「停止中のタイから日本へのエアメールサービスが2020年10月1日~再開予定に!」に追記してお知らせしていましたが、2020年10月1日からタイから日本へのエアメールサービスを再開しています。なお、EMS(国際スピード郵便)での送付は以前から可能ですが、SAL(エコノミー航空郵便)の送付はまだできないようです。今回、実際に、10月1日に日本へ、10月23日にアメリカへ、エアメールで郵便を送ってみたところ、いくつか変更点が見られたので、その話とともに、タイ・バンコクからのエアメールの送付方法について書いておきます。

●タイから日本へエアメールを送るのは日本とほぼ同じ

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郵便局へ入ったら、入口付近で番号札を発券します。日本の郵便局へ行ったことのある人なら、おそらく、タイ語がわからなくても、なんとなくわかると思います。ボタンを押せば、番号札が出てきます(待っている人が少ない場合や機械が故障していて発券されない場合など、直接窓口に誘導してもらえる場合もあります)。番号札を受け取ったら、番号札に記載されている番号がアナウンス、あるいは表示されますので、順番が回ってきたら、そのブースに行って要件を伝えます。封書を送付する場合は、パスポート、あるいは、パスポートの顔写真のあるページのコピーの提示が必要になりますので、忘れないようにしましょう。

※なお、現在、新型コロナウイルス感染症防止措置の一環で、郵便局へ入る際、マスク着用、アルコールスプレーでの消毒、スマートフォンを使ってのチェックイン(または記名)が促されています。

●タイから日本へのエアメールは7日程度で到着

毎回、同じ日数で到着可能とは言い切れませんが、以前、エアメールを送ると、まれに4日で届くこともあれば1ヵ月かかったこともありました。今回、タイから日本へのエアメールは約7日、アメリカへは約12日で届きました。

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●「レジスター(書留)」にすれば、追跡可能に!

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エアメールは、送付時に、「レジスター(タイ語:ロンタビアン)」と言って、別途料金を支払えば、引き受けから配送までの過程が記録され、レシートなどの受領証に記載される問い合わせ番号(写真上)を用いて、タイの郵便局(Thailand Post)のウェブサイトこちらのページおよび日本の郵便局のウェブサイトのこちらのページで配送状況を把握することができます。帰宅してから気づきましたが、レシートに記載されている「番号」という日本語は、タイ人の局員さんが記載してくれたものなんです。日本語で話したことがありませんが、バンコクには、私たちが思っている以上に、日本語のわかるタイ人が多くいるかもしれません。

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タイの郵便局のウェブサイトでは、エアメールも、EMSの検索ボックスに英数字の問い合わせ番号を入力すれば配送状況を確認できます。ただし、タイ語表記になりますので、タイ語で確認したい人以外は、日本の郵便局のウェブサイトで確認するとよいでしょう。

●タイから日本へのハガキの送料(エアメール)が改定(15B→25B、または30Bに)!

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タイ旅行中、ハガキを送るという人もいますよね。今回、ハガキも送ったのですが、ハガキの送料が倍くらいに値上がりしていました。すべての郵便料金で値上げが行われたのかは未確認ですが、1通あたり15Bで送付が可能だったハガキの郵便料金が改定され、定型ハガキが25B、より大きなハガキは30Bの送料になりました。よって、これまでは、15Bの切手を買っておいて、郵便ポストへ投函できましたが、追加で10Bまたは15Bの切手を貼りつける必要がありますので気をつけてください。※タイでは、ショッピングセンター内などにも郵便局の窓口がありますが、そこから出す場合は、値段がさらに高くなります。料金改定前に確認したところ、ハガキ1通35Bでしたが、今回の改定により、それ以上になっている可能性があります。

私が一番よく利用するのは、BTSアソーク駅から徒歩約5分のところにある郵便局「Prasanmit Post Office」です。記事「スクンビット・ソイ23の郵便局がまもなく復活 ※営業時間追記/Post Office at Sukhumvit Soi23 Will Be Open」に営業時間なども記載していますので、機会のある方は、参考にしてください。タイの祝日には、郵便局も臨時休業になっていることが多いので、その点は気をつけてください。

■おわりに

今回、タイから日本へのエアメールについて紹介しました。なお、タイから日本、特に日本からタイへ小包をEMSで送る場合は、高額の送料がかかるにもかかわらず、かなりの確率で、タイのホテルや自宅では受け取れず、受取時に、1000バーツ以上の関税が求められる印象を受けています。そのため、もし、知人のタイ人や日本人らにサプライズで、封書ではなく、小包を贈る場合は要注意です。以前、同級生が仕事の関係で、タイ人へトロフィーを送ったそうですが、それすらも、受取時、彼(女)らへ求められた関税が高すぎるという理由で、日本へ返送されてきたという話を耳にしました......。封書を送って関税がかかったということは経験上ありませんので、送料は値上がりしましたが、機会がある方は、送ると喜ばれるのではないかと思います。紹介が少し遅くなってしまいましたが、ちょうどクリスマスカードを贈り合うシーズンですし、タイ旅行・タイ生活中、あるいは予定のある方へ、少しでも参考になればと思います。

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筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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