【新型コロナ関連】2020年クアラルンプールのクリスマス風景②
12月14日からマレーシアへ入国する際の自主隔離の日数が14日→10日へと短縮されました。
状況としてはソフトロックダウンなのですが、12月7日以降、ホリデーシーズンを前に州をまたぐ移動が許可されました。
これにはさまざまな要因が考えられますが、ワクチンが出回り始めていることなどもあるようです。
本来ホテルなどの宿泊料はクリスマス前後、年末年始、チャイニーズニューイヤーは高騰し、飲食店なども書き入れ時でしたが、例年と比べると海外からのツーリストがまったくいない状況のため、国内の消費者に向けてさまざまなキャンペーンを実施しています。
特に高級ホテルやリゾートなどはマレーシア国民のみならず、国内在住の外国人に向けてこぞって格安プランを打ち出しています。
中には半額以下で宿泊できるところもあります。
州をまたぐ移動が許可された理由はそこにもあるのかもしれません。
そしてクアラルンプールでは経済活動の再開をめざし、防疫のため定められた標準運用手段(SOP)を遵守しつつクリスマスを迎えます。
前回は恒例パビリオンKLのクリスマスディスプレイを紹介しましたが、今回はKLCCのディスプレイです。
クリスマス商戦となっているショッピングセンターでは、Merry Christmas2020は買い物をして抽選に応募するとギフト券があたるというキャンペーンを行っていました。
そしてディスプレイはシンプルにクリスマスといった感じで、定番のクリスマスツリー、くるみ割り人形、ラッピングされたプレゼントなどが並んでいました。
熱帯でもクリスマスはやはりワクワクします。それでもつい例年と比べてしまい、人が少ない印象はあります。
そして年明けすぐにはチャイニーズニューイヤーがやってきます。来年はよい年であってほしいと心から願います。
【データ】
■スリアKLCC(Suria KLCC)
・住所: 241, Suria KLCC, Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur
・営業時間: 10:00〜22:00
(撮影by逗子マリナ)
※写真の無断転載禁止
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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