3度目のロックダウンの中で迎えるイスラム暦新年ハリラヤ
マレーシアでも人口が集中するエリアでは新型コロナ肺炎の感染者が増加しています。
2020年3月以来、クアラルンプールもおそらく3度目のロックダウンとなりました。
実は今回クアラルンプール市内のロックダウン、行動制限令(MCO)は5月5日にアナウンスされ7日から発令されるという急な決定でした。
その先日の6日からクアラルンプールに隣接するセランゴール州一部地域がロックダウンとなっていました。
エリアとして考えるとほぼ同じなので、いずれ数日以内にクアラルンプールも......と思っていた矢先でした。
マレーシアはロックダウンになると違反者は罰金刑となりますし、エリア外に出る道路は封鎖され検問が行われます。
場合によっては通行許可証がないと往来はできません。
現在ワクチン接種が進んではいますが、人の流れがあれば感染が拡大し、ロックダウンでやや減少するといういたちごっこの状態です。
13日からイスラム暦新年のハリラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)となる予定です。
本来ならオープンハウスが開催され、人々が家を訪れ新年を祝います。
新型コロナ肺炎が蔓延する前は王宮の敷地(Istana Negara)も解放し、年に1度中に入ることもできました。
残念ながら今年も中止となってしまいました。
それでもスーパーに行くと、ハリラヤにむけてプロモーションをやっていました。
ホリデー仕様の販促グッズを展開することが多いキットカットです。
過去にもマグカップ、ガラスのジャー、キャラクターとコラボしたティン缶などさまざまなものがありました。
今回はハリラヤランチボックスでした。
そして中にはキットカットと、キットカットを利用したスイーツレシピ。
季節のイベントごとの期間限定バージョンのキットカットは多いのですが、今回は特に「ステイホーム」を意識しているのかなといった印象を持ちました。
おそらくかなり甘いと思うのですが、時間があるので挑戦してみようかと思っています。
13日からハリラヤを迎えるマレーシア、およびイスラム圏の国々。
来年こそはラマダンバザールやラマダンバフェを楽しめる生活が戻ってほしいと切に願います。
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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