半年ぶりの飲食店再開!パリの様子①
Bonjour こんにちは!
2020年10月末に始まった3回目のロックダウン。2021年5月になり、ようやく段階的ロックダウン解除が始まりました。
大きい変化として5月19日、レストランやカフェなどの飲食店の再開があります。
飲食店が閉鎖となり、半年以上。
2020年はクリスマスも、2021年の年明けも、春になって暖かくなってもパリの街には活気がありませんでした。
5月18日現在において全人口の30%以上が1度目のワクチン接種を済み、2度目までを13%以上が済んだフランス。
新規感染者数、重症患者数も少しずつ減少しています。
カステックス首相は5月11日、コロナ禍から持続的に脱出しつつあると発表しました。段階的かつ慎重かつ状況を見ながら進められることになるが、その傾向は明らかである、という見解の上、ロックダウンの段階的解除は予定通り進められています。
→4月30日に発表されたカレンダー(詳細は2021年4月30日の記事をご覧ください)はこちら
https://tokuhain.arukikata.co.jp/paris3/2021/04/69.html
飲食店再開にあたってはいくつか厳しいルールが敷かれています。
*カフェ・レストランのテラスでは、収容人数上限は定員の50%
*店内に入ることなく、着席のみで、1テーブルは最大6人まで
となっています。
そのため5月19日から再開できるのは全飲食店のうち40%ほど。テラスの場所がない、または屋外では十分なサービス提供ができないと判断する飲食店は6月9日以降の再開となります。
例えばミシュランの星付きレストランのような場合、完璧なコンディションの上で提供されることを前提としていますので、屋内での飲食提供が許可されるようになってからの再開を選択しています。
一方、このコロナ渦以前よりテラス席での食事が一般的であったビストロやカフェの多くは再開可能。
もともとテラス席が屋内よりも人気でした。
▲準備に余念のない様子。
見回りも厳重に行われ、違反を続けると営業停止となるため、店主らもルール厳守の上、営業を再開しています。
◇2020年との違い◇
①昨年夏は特別に道路にテラス席の拡張が認められていました。その分の土地代もパリ市が負担していました。
今年も6月9日まではその費用をパリ市が負担することとなりました。その後は道路に拡張することは認められていますが、その利用費は市ではなく、それぞれのお店が負担することとなっています。
②昨年は、席についたらマスクを外しても良いきまりでしたが、今年は一皿目が運ばれてくるまでは外してはならないということ。
お会計は通常席にて行われ、その際から再びマスクを着用することが求められます。
▲晴れた瞬間を楽しむ人々。
また残念ながら雨の続くパリ。
屋根の全くないテラス席での食事は困難を極めます。
多少の小雨なら我慢してでも友人らとの食事を選択しているようでした。
以上、ロックダウン本格的な解禁の初日の様子でした。
それではまた、à bientôt!
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筆者
東京特派員
HIROMI
フランスにて妊娠、出産を経て現在日本で子育て中。
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