欄干にはかんざし!神田川にかかる「柳橋」
中央区の東日本橋と台東区の柳橋を結んでいる「柳橋」。
柳橋といえば、かつては花街として栄えた町として知られています。現在ではビルが多い町並みに変わってはいるものの、町のところどころに趣がある風景を見つけることができるスポットです。
中央区の区民有形文化財
もともとはふたつの区の間を渡船で行き来していましたが、利便性をはかって橋がかけられたそうです。
現在の橋は昭和4(1929)年に造られたもの。その後、区民有形文化財に登録されています。
この橋からは、屋形船が停泊している風景が見られます。周囲にはビルが立ち並んでいるとはいえ、まだまだ風情を感じる光景です。
そして橋の欄干に飾られているのは、数々のかんざし。かつて花街だった名残を感じます。この橋を散歩する際は、ぜひお見逃しなく!
「永代橋」との関わり
柳橋のライトアップは緑色。昼間とはまたひと味違った雰囲気を味わうことができます。
橋からの夜景も、ずっと見ていたくなる水辺の落ち着きがあります。
この「柳橋」ですが、ドイツのライン川の橋を参考に造られた「永代橋」のデザインがとり入れられています。
橋の規模は違いますが、確かに「永代橋」のどっしりとしたエッセンスを感じます。
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隅田川テラスから見るスカイツリー
神田川に架かる「柳橋」は、ちょうど隅田川に流れ込む河口に位置しています。橋のたもとから隅田川テラスに降りてみると、開放感ある風景を見ることができます。
スペースが広く、隅田川越しにスカイツリーも目に入る場所なので、気分転換に歩いてみたくなるお散歩コースではないでしょうか☺︎
アクセス
■ 柳橋
・住所: 中央区東日本橋二丁目/台東区柳橋一丁目
・最寄駅: 都営浅草線 浅草橋駅
※2021年6月現在、東京では緊急事態宣言が出されています。お出かけの際は、東京都のウェブサイト(https://www.metro.tokyo.lg.jp/)を確認いただき、地域のルールに沿った行動をお願いいたします。
筆者
東京特派員
marie
海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。
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