エストニアの国技"キーキング"に挑戦!
エストニアからこんにちは!
先週末より熱波が到来し、気温30度を超える日が続きました。冬が長いエストニアに住んでいると体が暑さにすっかり弱くなり、何もしなくとも体力を奪われる状況でした。おまけにほとんどの家にはエアコンがありません。熱気が入って来ないよう窓とカーテンを閉め切り扇風機を回しても暑くて眠れず、疲れは溜まる一方......スイカとアイスを主食に過ごした1週間でした。
さてここから本題です。先日エストニアの国技である"キーキング(Kiiking)"に挑戦しました。
キーキングはわかりやすく言うと大きなブランコです。たまにふとしたところで行われているので、エストニアを訪れた際に見たことがある方もいらっしゃると思います。
これはぜひ映像で見ていただきたいので、Youtubeで"Estonia kiiking"で検索してみてください。なかなか衝撃的なスポーツですよ!
今回筆者は町で行われていたイベントで挑戦しました。ちなみにエストニア人の夫もこれが初挑戦! なかなか挑戦できる機会がないのでとってもラッキーでした。
まずはロープで手足をしっかりと固定します。これでダイナミックに動いても安心。
続いて簡単なレッスンを受けます。スクワットをするタイミング、腕の動かし方、目線をどこに向けるかなどなかなか忙しい。インストラクターの方に手動で動かしてもらいながらしばし練習。
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いよいよ本番です。インストラクターの方が力いっぱい押して助走をつけてくれます。Up,down,uo,downのかけ声に合わせスクワットをし、腕を曲げて伸ばして~目線を下に落とす! これが地味に疲れるうえに、段々と振り幅が大きくなってきて怖い! 頑張りたいけど恐怖心に打ち勝てず力が入らないんですね。
意外にも腕に力が入っていたせいか、ブランコを降りたあとは腕の疲労感が大きかったです(乗り物酔いも少々!)。
体力のある夫は勢いが違いました。見ていてハラハラするくらい高い位置に届いておりました。
もう少しで回転できるか!?と思いましたが、やはり振り幅が広がるほど恐怖心が大きくなり、脚の震えが止まらなかったと言っていました。体力面はもちろんキーキングは精神面のトレーニングがとっても重要なようです。
無事に初キーキングを終えたあとはベンチに座ってしばし休憩(笑)とてもいい経験になりました。機会があればまた来年挑戦したいなと思います。
キーキングについての詳しい説明はこちらをご覧ください。
筆者
エストニア特派員
Zimmermann Misato
2018年秋にエストニア第二の都市タルトゥへ移住しました。スーパーや市場をうろついて美味しそうな食べ物を探すのが毎日のお楽しみ。
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