2021年9月のタイ・バンコク都内スクンビット地区の様子
皆様、サワディーカー
今回は、9月に入ってからのタイ・バンコク、中でも、日本人在住者が多く暮らしているスクンビット地区※について紹介します。
※スクンビット地区という行政区分はありませんが、一般的に、BTSアソーク駅~エカマイ駅周辺エリアのことを指します。
■2021年7月および8月のバンコク・スクンビット地区の様子
2021年7月および8月のバンコク・スクンビット地区の様子について、以下の記事で少し紹介しています。
▼【2021年7月 タイ・バンコク 旅の最新事情】2度目のロックダウンとなったスクンビット地区の様子を在住者がレポート
▼【2021年8月 タイ・バンコク 旅の最新事情】スクンビット地区にある"駅近"の公園とその魅力
■2021年9月のバンコク・スクンビット地区の様子
9月に入り、8月30日付の記事「2021年9月1日~、タイの新型コロナウイルス感染症に関する規制が緩和に!その内容と関連サイト一覧」でお知らせしました通り、新型コロナウイルス感染症対策において、規制緩和があり、飲食店での店内飲酒はできないものの、飲食が可能になりました。
外出できるスポットが増える!と喜びをかみしめたすぐあと、9月2日(木)に、日本人在住者の多いスクンビット地区、BTSアソーク駅近で反政府デモが行われました。9月5日(日)にも、再び、アソーク駅近で大規模なデモが開催されていました。その後、9月7日頃まで、スクンビット通り沿いをデモ隊が走行している様子が散見されたようです。その後は、悪天候が続いたこともあるのか、スクンビット地区でのデモの活動はしばらくの間なくなりました。
デモが開催される前に、在タイ日本国大使館からのお知らせメールやタイ語ニュースなどで、デモの情報をある程度把握することはできますが、平日であれば、16時~20時の時間帯に行われることが多く、休日であれば、お昼前後から行われることもあります。そのことを念頭に置いて、デモがよく開催される場所への外出は極力控えたり、出かける前にはデモ情報を確認したり、外出は午前中に済ませてしまうなどして、デモとの遭遇を回避するよう行動するようにしておくと、不測の事態に遭遇する危険性は少なくなると思います。
9月2日、私は、うっかり遭遇してしまい、少し離れたところから眺める見物客や警備員や記者などが集まっているのを目にしましたが、過去、反政府デモが活発に行われていた頃に、有名観光地やスクンビット地区でも爆弾事件が起きたことがありますので、安全のため、興味本位で近寄らないにしましょう。
9月17日付の在タイ日本国大使館からのお知らせがありましたので、タイ滞在中または滞在を検討されている方は、気をつけてお過ごしください。
件名:「バンコクにおける政治集会(9月19日)」
インターネット上の情報によれば、9月19日に以下の日時・場所において、反政府グループ等による政治集会が実施される予定です。
・不測の事態に備え、政治集会が行われている現場周辺には近づかないようにするなど、ご自身の身の安全を確保してください。
・集会場所周辺では、交通渋滞や交通規制等も予想され、また政治集会予定は、急遽変更や追加等の可能性がありますので注意ください。
【バンコクにおける政治集会】
日時:9月19日(日)14時頃から
場所: アソーク交差点に集合した後、以下のルートで出発
アソーク交差点集合→ラチャダピセーク通り→ラーマ4世通り→サートン通り→ナラティワート通り→ラーマ3世通り→クルンテープ橋通過→ラチャダピセーク通り(トンブリ側) →ジャランサニットウォン通り→ブロムラチャチョナニ通り→ピンクラオ橋通過→ラチャダムヌン通り→民主記念塔(終点)
※ 集会予定日時・場所は、直前になって急遽変更される可能性があります。
○なお、バンコク都内のディンデン交差点(Din Daeng Section:戦勝記念塔の東側、ウィパワディー通りとアソークディンデン通りの交差点)付近で行われているデモ活動では、治安当局との間で長時間に亘る衝突が続くなどしておりますので留意ください。また、報道では銃撃を受けた負傷者等も見られています。
○今後の情勢次第では、周辺地区にまで影響が出る可能性もありますので、周辺への興味本位での立ち寄りは絶対に避け、また付近にお住まいの方は外出を控えるなど、お出かけの際には当館ホームページを御参照頂き、最新の関連情報の入手に努めるとともに、安全確保には十分注意を払って下さい。
デモの話を聞くたびにその付近へ外出するのは怖く感じ、避けようと思いますがデモのない日時には、いまのところスクンビット地区では、平和な日常が維持されていると感じます。2021年9月17日(金)夕方、アソーク駅近くのベンジャキティ公園にも、たくさんの人が散歩やジョギングのために来ていましたよ。
それでは、皆様、サワディーカー。
筆者
タイ特派員
Taeko
2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。
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