旗祭り直前の木幡山@二本松市

公開日 : 2021年12月08日
最終更新 :
筆者 : bill

二本松市にある木幡山へ登ってきました。

源平合戦ゆかりの山とされ、隠津島神社をはじめ歴史的にもたいへん貴重な場所です。

なお、師走の風物詩「木幡の旗祭り」は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 

その木幡の旗祭りの二日前というタイミングですが、好天の下、福沢羽山をあわせて巡りました。

(西側上空より)

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駐車場にある鳥居や石段は補修作業の真っ只中。

登山及び参拝は通常通りです。

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駐車場脇のモミジは、見頃終盤ながら日差しを受けて綺麗に輝いていました♪

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案内板

これより先、登山道を含め案内は乏しい印象です^^;

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東屋を過ぎてすぐの木幡山展望台へ。

吾妻&安達太良連峰から那須連峰にかけて望むことができます。

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正面に安達太良連峰

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左奥に那須連峰

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木幡の大スギ(国指定天然記念物)

推定樹齢約700年の巨樹で、樹高約20m、根元周囲約16.2mとのことです。

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隣に建つ門神社本殿は、市指定の有形文化財です

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大スギ脇より、吾妻山方向

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折角なので、三重塔(県指定重要文化財)へ。

室町時代の文明4年(1472年)建立ですが、現在の姿は明治の大改修後のものとなります。

【ちなみに県内にある三重塔は、会津美里の「法用寺」、いわき市勿来の「高蔵寺」とこちら】

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杉の巨木に囲まれた塔の高さは、約20m。

隠津島神社の本殿前にて美しい姿を見せています。

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本殿へと続く階段の途中より。

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隠津島神社拝殿及び本殿(市指定有形文化財)へ。

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今回は、楼閣側(向かって左側)ではなく、三十三観音巡りとなる右奥へと向かってみました。

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複数の花崗岩に観音様が刻まれています。

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登山道へと合流し、経塚群方向へと進みます。

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経塚群の入口

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写真ではわかりにくい印象ですが、こんもりとした石室が6基並んでいます。

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経塚群を過ぎて直ぐの案内板

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木幡山の山頂へ到着です。

標高666.1mの二等三角点峰ですが、樹木に囲まれ眺望はありません。

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さらに進んで(片道約20分)、川俣町側に位置する福沢羽山の頂へと進みます。

木幡山の北北東に位置する標高607mの里山で、こちらも樹木に囲まれています。

(山頂標識と樹木の先に口太山)

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振り返って木幡山

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GPSログ

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筆者

福島特派員

bill

福島県出身&在住。自然が好きで、四季折々の美しい景色を求め東奔西走しています。

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