新型コロナに関するスウェーデン入国制限の一部緩和について
スウェーデンにおいて新型コロナの感染を防ぐため、2022年1月21日から入国制限について一部変更がありました。
先月28日からはスウェーデン入国の際、12才以上のすべての人は出発国に関わらず一律、スウェーデン入国からさかのぼって48時間以内に発行された陰性証明が必要となっていましたが、以下のとおり、変更されることとなりました。
EU及びEES圏内から入国する18歳以上のすべての人は原則、 EUデジタルコロナパス、スウェーデン入国からさかのぼって72時間以内に発行された陰性証明、または直近6ヵ月以内における回復証明のいずれかの提示でスウェーデン入国が可能となりました。
上記以外の場合、入国禁止国に該当していないこと、およびスウェーデン入国からさかのぼって72時間以内に発行された陰性証明が原則必要となっています。
ただし、モンテネグロ、台湾、タイ、チュニジア、そしてウルグアイから入国する場合で、2回以上のワクチン接種をしたことを証明できる場合は、陰性証明の提示は必要ありません。
(従来通り、スウェーデン市民、スウェーデン居住許可所持者はこれらの措置から除外され、いつでも入国可能となています。)
これらの規制は、EU及びEES圏内については2月28日まで、圏外国においては3月31日まで適用される予定となっています。
しかしながら、依然として、日本からの原則入国原則禁止措置は続いています。また、以前からと変わらず、スウェーデン入国後は早期にPCRテストを受けるように推奨されています。
また、今月12日から、スウェーデン国内における行動制限も一部変更されています。
行動制限に関する主な内容は以下の通りです。
・いかなる場合も混雑を避けること。
・在宅勤務が可能な場合、在宅勤務とすること。
・飲食店では着座での飲食のみ可能であること。また各グループ間1メートルの間隔を空けること。営業時間を遅くとも23時までとすること。
・20名以上集る屋内イベントは着座のみ可能であること。最大8名のグループとし、各グループ間1mの間隔を空けること。ただし、宗教的集会は除く。
・50名以上集る場合は、ワクチン証明が必要であること。また最大8名のグループとし、各グループ間1mの間隔を空けること。屋内イベントの上限人数は500名となるが、しっかり区分けされ、各セクション間接触がない場合は、セクション毎に500名が上限となる。ただし、メッセなどのイベントでは床面積10平方メートルあたりひとりとし、人数制限を設けること。
・ショッピングセンター、小売店、美術館、ジムなどの娯楽施設では床面積10平方メートルあたりひとりとし、人数制限を設けること。
・1月31日までの間、アマチュアスポーツ大会、文化イベントなど屋内イベントの開催や参加を避けること。
これらの行動制限に期限はありませんが、14日ごとに見直しされることとなっています。
(参考)
■スウェーデン政府ウェブページ
■スウェーデン警察ウェブページ
筆者
スウェーデン特派員
たってぃ
2017年スウェーデンに移住。皆さんに読み込んでいただけるようなブログを目指してストックホルムの旬や”瞬”をお届けしていきます。
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