順調に新規感染者数の減少が続くサンフランシスコ。今週の様子

公開日 : 2022年02月04日
最終更新 :
筆者 : Katie M
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ここ3週間の間、爆発的に増加した感染者数が急激に減少し、落ち着きを取り戻しつつあるサンフランシスコ、中華街では旧正月のお祝いもはじまりました。今年2022年は市内パレードも開催予定である今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

旧正月のパレード、今年は開催予定!

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昨年は中止だった中華街の旧正月のお祝いですが、今年は2年ぶりに再開しました。今年は一時期は静まり返ったように閑散としていた中華街ですが、徐々に活気が戻りつつある状態です。全米でも最大級のスケールとして知られる旧正月のパレードも、2022年2月19日に開催されます。また中華街では旧正月をお祝いするイベントも行われており、懐かしい雰囲気が蘇りつつあります。

また旧正月がはじまった2月1日、セールスフォースタワーのアートインスタレーションには赤い虎が登場。お祝いムードに包まれました。

サンフランシスコのワクチン接種状況

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市の公式ウェブサイトによると、今週の5才以上を対象とした接種率は1回目が90%、2回目の接種率は86%。ここ2週間この数値は停滞したままです。

ブースター接種含め、サンフランシスコ市内でワクチン接種が必要な方は、こちらのサイトから予約が可能です。一時期は予約が難しかったブースター接種も、ここ数週間の間に改善し、薬局を中心に数日待ちで予約が行えるようになっています。

カリフォルニア州の感染状況

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今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の1日あたりの平均新規感染者数は5万4,214人。先週の9万4,490人。先々週の9万828人・3週間前の10万1,441人と比べてみてもほぼ半数まで減少しています。新型コロナらしく、増加も減少も急激な数で変動しているのがわかります。

過去8週間の人口10万人あたりの感染者数は143人とこちらも大幅に減少。過去8週間の感染テストの陽性率は13.2%と落ち着きを取り戻しています。ちなみに、2度目のワクチンの接種率は73.3%。ブースター接種率に関しては54.4%です。

最後に

この記事を書いている2022年2月3日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は12万3,275人・感染による死亡者数714人。先週の11万5,873人・703人に比べると、今週の増加数は7,402人。1日あたりの平均感染者数は1,057人。ここ2週間の間、かなりの数で減少しています。ここからピーク前の100人前後に戻るのに、どれくらいの日数がかかるのか引き続きレポートします。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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