ほぼ2年ぶりにマスク着用規制が解除に。今週のサンフランシスコの様子

公開日 : 2022年02月18日
最終更新 :
筆者 : Katie M
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サンフランシスコを含むベイエリアは、2022年1月16日からついにマスク規制の暖和がスタートしました。今後、ワクチン接種者であれば、屋内でのマスク着用は原則自由となります。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

いよいよマスク着用規制が解除

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いよいよ2月16日からマスク着用規制の暖和がはじまりました。現在24時間ほどたった時点ですが、昨日訪れたレストランでは、半屋外だったからか従業員はさっそくマスクを着用せずに働いているのが目に留まりました。レストランに入る際は、必ずワクチン接種証明の提示が必要ですが、施設内ではまるでコロナ禍前のような雰囲気です。

なお、今後は運営する機関によってマスク着用の規制が定められます。例えば、サンフランシスコの公立図書館を含む公共施設や交通機関などは今後もワクチン接種の有無に関係なくマスク着用が必要となります。レストランや小売店のポリシーによって規定が変わるので、今後も外出の際にはマスクを持ち歩く必要はありそうです。

サンフランシスコのワクチン接種状況

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今週のサンフランシスコのワクチン接種状況。市の公式ウェブサイトによると、今週の5才以上を対象とした接種率は1回目が90%、2回目の接種率は86%。ここ4週間、この数値に変化はありません。今後も86%の状態を持続するのか、90%に到達するのか、現在の時点では未知数の状態です。

カリフォルニア州の感染状況

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今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の1日あたりの平均新規感染者数は1万7582人。先週の3万人弱と比べてもさらに半数まで激変しています。1月14日のピークアウトからすでに1ヵ月が経過した現在、オミクロン変異株流行以前の5000人前後に落ち着くまで、おそらくあと1ヵ月ほどかかりそうです。

過去8週間の人口10万人あたりの感染者数は42.3人。過去8週間の感染テストの陽性率は5.7%。先週と比べただけでも、今週はさらに数がガクンと減少しています。今週の2度目のワクチンの接種率は74%。ブースター接種率は55.8%。こちらはわずかですが上昇しています。

最後に

この記事を書いている2022年2月17日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は12万9495人。感染による死亡者数756人。統計の誤差か、先週の新規感染者数13万49人と比べて今週はこの数値が下回っています。したがって今週は1日の平均感染者数の数値を出すことはできませんが、おそらく1000人を下回っていると思われます。マスク規制が解除された今、コロナ禍以前の生活にどこまで戻れるかが注目されそうです。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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