台北寶藏巖國際藝術村で芸術にふれる!最寄りはMRT公館駅
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MRT公館駅から徒歩10分のところに位置する芸術集落「台北寶藏巖國際藝術村」。現在集落の一部はカフェやアートギャラリー、工房として利用されています。建物や壁画の写真を撮るもよし、ゆっくり歴史に触れるもよし。ここではそれぞれの楽しみ方ができます。
今回は台北にある身近な芸術集落を紹介します。それではさっそくどうぞ!
芸術村入口
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芸術村は入場無料です。今回、筆者みみは1時間ほど滞在しました。ゆっくり見て回ったり休憩したりしながらだと2時間はみておいたほうがよさそうです。
記念のスタンプ!
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芸術村全体の地図はこんな感じ。
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こぢんまりとした集落ですが「あれ、ここさっき通ったっけ?」と少々迷子にもなりました(笑)細くてくねくねした道や階段がいくつもあるため、郵便配達員さんもひと苦労でしょう。と思いきや、各家のポストは集落の入口にまとめて置いてあり、配達員さんは個人宅を回らずに済みます。一般開放している集落ですが、生活者の方もいらっしゃいます。
心の目で芸術鑑賞
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それぞれの作品には特に解説が書かれているわけではありません。それは自由に発想してよいことへの表れでもある一方、作品の本質を読み解けるかとの挑戦状にも受け取れます。発想力に乏しい筆者みみはうちへ帰って、芸術村のパンフレットを見返しひとり反省会。芸術への道は遠いですね......。
こちらに描かれている少女の絵。
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大正時代、台湾で通訳として活躍していた 片岡巖の作品『台湾風俗誌』に出てくる少女だそう。
你很性感(君はセクシーだ)。但是我不明白(でも私にはわからないが)。
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中国語と少女の絵との関係性が気になります。
そして、オーストラリアの芸術家Hayley King aka Floxによる色鮮やかなペイント。
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スプレーで繊細に描かれたツキノワグマです。ツキノワグマは台湾に生息する唯一のクマだといわれています。
しばらく歩いていると幸運餅乾(フォーチュンクッキー)を発見!
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フォーチュンクッキーはイスになっており、座ってもオッケー。それぞれのイスに恋人や気になる異性と座ります。向き合って座るのか、また座ったときの距離感はどのようなものか、ふたりの関係性がわかります。ユニークなアート作品ですね!
こちらはハイテクな未来の生活を再現。夜には管部分が赤やオレンジ、紫に光り見ごたえアリです。
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心の目で見るアート。非日常と日常とか入り交じった世界。作品に思いを巡らせていると、忙しい日々から解き放たれた感覚になります。
防空壕跡を再利用
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軍事遺跡として保存されている芸術村集落の防空壕。
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展示イベント期間のみ、開放されています。音響や防音効果もある空間のため、音楽イベントもあるそうです。筆者が訪れたときはかなりのボリュームで音楽が流れていましたが、外からは一切音がしませんでした。
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戦争の歴史的背景を考えると胸が締めつけられます。しかし防空壕を保存し、新たな命を吹き込むことで若い世代にとっても歴史のよい理解となるのでしょう。
青空ホームシアター
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昔は近所の人たちが集まり、外で映画鑑賞をしていました。30代の台湾人夫は子どもの頃、宜蘭の町で青空ホームシアターの名残を見たことがあるそうです。筆者は日本でそのような名残を見たことがなく、今回初めて見てとても新鮮でした。そのため、真っ白な壁が何を意味するのか一瞬わかりませんでした。スクリーンの役割なのですね。
そのほか、雑貨屋さんやすてきな切り絵の展示もありました。
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今回はMRT公館駅最寄りの芸術村についてお送りしました。まだまだコロナ禍ではありますが、自由に海外旅行ができるようになったらぜひ芸術村も訪れてみてくださいね。
台北寶藏巖國際藝術村
- 住所
- 台北市中正區汀州路三段230巷14弄2號
- 最寄り駅
- 公館駅
- 営業日時
- 月・水~日曜 11:00~22:00
(ライター:地球の歩き方特派員みみ)
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