中国では端午節にちまきを食べる風習があります

公開日 : 2022年06月02日
最終更新 :
筆者 : もりもりん

ニーハオ!蘇州特派員もりもりんです。

中国は旧暦の5月5日が「端午節」。今年2022年は明日6月3日が端午節となり、カレンダー上の祝日となっています。

端午節には様々な風習がありますが、庶民にとっておそらく最も身近なのは、ちまきを食べることだと思います。端午節を目前に控えた昨日、ちまき店を訪れてみました!

古い横丁「葑門横街」にあるモチ菓子店「昆艺糕团」では手作りのちまきを求める人で行列ができていました。

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こちらでは9種類のちまきが販売されていました。中身によって値段は異なり、最安は白いもち米だけの「白水粽」2.5元(約50円)、最も高い「蛋黄肉粽」(卵の黄身と豚バラブロックが入ったちまき)は8.5元(約170円)でした。

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結んである紐で、中身の違いを判断します。

肉の入ったものと、入っていないもの、合わせて4つ買ってみました。大きさは私の握りこぶしくらい。

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お肉が入ったものは、日本で食べる中華おこわのような感じ。醤油ベースの味が美味しかったです。

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ちなみに左奥の黒いのは「乌米粽」という黒いもち米のちまき、右奥の黄色いのは「灰汤粽」というちまきです。味はどちらも無味! 葉の香りと少し味がするかな...という感じです。

ちまきを食べるのは端午節の風習ではありますが、実は蘇州では年中ちまきを食べます。ちまき専門店がいくつかあり、通年で販売されていますので、コロナが収束し、自由な中国旅行が再開され、蘇州を訪れた際には、ぜひ食べてみてください。

昆艺糕团

住所
苏州市姑苏区葑门横街97号
営業時間
4:00-22:00
アクセス
地下鉄5符号線「竹辉桥」駅下車、3号出口を出て、北にまっすぐ歩くと右手に横丁の入口があります。入口から2分ほど歩くと右手にこちらのお店があります。

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