オーストラリア (とシドニー) に来たら食べて欲しいもの5選
その土地の食べ物を味わうことは旅行の醍醐味ですが、オーストラリアでは何を食べれば良いでしょうか?
一般的にオーストラリアは移民の国なので独自の料理はあまり発展しなかったといわれています。
でもシドニーには味しいものはたくさんあるので、私がオーストラリアに来たら食べて欲しいものをシドニーのレストラン数店と一緒に紹介します!
いつかシドニーに来ることを考えている人や他の都市に行く予定の人に、この記事が参考になったら嬉しいです。
シーフード
料理というよりも素材を楽しむ食事になりますが、ぜひ食べて欲しいのがオーストラリアのシーフード。
タスマニア産サーモン、シドニーロックオイスター、バラマンディ、モートンベイバグ、クレイフィッシュ、マッドクラブなどオーストラリアで採れる海の幸は美味しいですよ。お店によってはメニューに産地が書かれていることも多いです。
リーズナブルにオーストラリアのシーフードを見たり食べたりしたいなら、シドニーフィッシュマーケットがおすすめです!
■ シドニーフィッシュマーケット (Sydney Fish Market)
・住所: Corner Pyrmont Bridge Rd &, Bank St, Pyrmont NSW 2009
・電話番号: (02)02 9004 1100
・営業時間: 毎日7:00~16:00(クリスマスシーズンを除く)
フィッシュ&チップス
シーフードはシーフードでも、こちらはたっぷりの油で揚げた魚にチップス (ポテトフライ) がついたフィッシュ&チップス (Fish & Chips) 。もともとイギリス発祥ですが、イギリス移民が多かったオーストラリアでも人気の食べ物です。(ちなみに Flake はサメのこと)
フィッシュ&チップスのお店はたくさんありますが、あえてひとつ挙げるとすればシドニーのビーチでいちばん有名なボンダイにある「Bondi Surf Seafood」でしょうか。
ここ、フィッシュ&チップスやお刺身のほかに、マーズバーというチョコレートバーに衣を付けて揚げる「Deep Fried Mars Bar」が名物で、これが一度食べるとクセになるんです。話のネタにも面白いと思いますよ!
■ Bondi Surf Seafood
・住所: 128 Campbell Parade Bondi, NSW, Australia 2026
・電話番号: (02) 9130 4554
・URL: Facebookページ
・営業時間: 9:00~21:00
ミートパイ
ミートパイ (Meat Pie) はオーストラリアの国民食といわれるくらい身近な食べ物で、専門店もあるくらいです。
日本にもオーストラリアの「パイフェイス」というパイ専門店が進出していたり、2019年にはフォーントゥエンティのミートパイも買えるようになったりしているので、ご存じの人も多いかもしれませんね。
もしシドニーで食べるなら、いちばん有名なのは「ハリーズ・カフェ・デ・ホイールズ (Harry's Cafe De Wheels)」でしょう。サーキュラキーからわりと近いウルムルー店は、小さいですが戦前から営業している老舗です。フランチャイズなので、ニューサウスウェルズ州内に何店舗もあります。
■ Harry's Cafe De Wheels (Woolloomooloo)
・住所: Cowper Wharf Rd & Dowling Street, Woolloomoloo NSW 2011
・電話番号: (02) 9357 3074
・営業時間: 月〜木曜日9:00~22:00
金曜日9:00~0:00
土曜日10:00~0:00
日曜日10:00~22:00
ベジマイト
ベジマイト (Vegemite) はたまにまずいと言う人がいますが、ちょっと待って!そういう人の食べ方を見ているとだいたい間違った食べ方をしています。
ジャムのようにたっぷり塗ってはダメなんです。その食べ方だと、オーストラリア人でさえ無理だと思います。
正しい一般的な食べ方はこちら。
トーストした食パンにバターを塗ります。
バターの上からベジマイトを薄く塗ります。本当に薄ーくです!(ここが重要)
そのままでも美味しいですが、お好みでアボカドなどのトッピングを乗せても。
こうやって食べてみてから、美味しいかどうか判断してください。それでも嫌いなら仕方ないですが、これで好きになる人もいます。
...と言ってもわざわざ買うのは大変なので、ホテルなどの朝食でベジマイトが出されたら挑戦してみてくださいね。(小分けのタイプなら、スーパーマーケットで売っていることもありますが。)
多国籍料理
オーストラリアは多民族国家なので様々なバックグラウンドを持つ人たちがいます。ということは、色んな国の料理を食べられるということ!
洋風な食事に飽きた人には、もちろん日本食レストランもあります。日本の職人が作る本格的な料理から日本人経営ではない日本食風な食事まで、色々選べますよ。アボカド入りの巻き寿司も人気で美味しいです。
そんな背景もあり、様々な食文化を融合させたフュージョンと呼ばれるモダンオーストラリア料理もあります。これは、いかにもオーストラリアらしいと言えるかもしれませんね。
番外編: レモンライム&ビターズ
食べ物ではないですが、もうひとつ紹介したいのがレモンライム&ビターズ (Lemon Lime & Bitters、略して LLB) です。
レストランやスーパーマーケットなどでよく見かけるオーストラリア発祥の飲み物で、炭酸のレモンライムジュースにピリッと苦味が少しだけ効いて良いアクセントになってます。
その苦味はアンゴスチュラビターズというリキュールが入っているからなのですが、数滴しか入っていないのでソフトドリンク扱いになることが多いです。ただ、たくさん入っているとお酒になりますので、それだけ気をつけてください。
ということで、オーストラリアに来た際には、食べ物も楽しんでくださいね!
※ 今回紹介できなかったオーストラリアのスイーツは、食べて欲しいオーストラリアのスイーツ4選に書いたので、そちらもどうぞ。
筆者
オーストラリア特派員
Eri オーストラリア
十数年前にワーキングホリデーオーストラリアに来たのがきっかけで、そのままシドニーに住んでいます。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。