2022年初夏・西ジョージア・東トルコ⑧~コブレティからトビリシまで
前回の記事の続きです。
バトゥミでマルシュルートカ(乗り合いヴァン、マルシュ)を降りた私は、目的地であるコブレティまでのマルシュを探します。
ちょうど出発しようとしていたマルシュを捕まえました。
コブレティはバトゥミの隣町ですが、私が予約していた宿はコブレティの手前のボボクヴァティ(ბობოყვათი/boboq'vati)という村にありました。

↑蒸し暑いボボクヴァティ村。
20分ほどマルシュに揺られ、運賃の3ラリを払って途中下車します。
予約した宿"Green House"は田舎の民家で、ダブルルームが食事なしで1泊20ラリ。
ここで2泊しました。

↑Green House。
初日は到着が夕方近かったので、コブレティまで食品の買い出しにでかけました。
しかしコブレティまでは片道3kmあり、往復で1時間以上。
しばらくトルコにいたので、ジョージアのパン「プリ」が懐かしくも感じました。

↑コブレティ入口。

↑コブレティの町。

↑ジョージアのパン「プリ」。
梅雨のような蒸し暑さはボボクヴァティでも続きます。
2日目は朝からの雷雨が昼頃にやんだので、近くにあるペトラ城塞まで歩いてみました。
城塞までは街道沿いを歩くので、車に注意する必要があります。

↑ペトラ城塞。
ペトラ城塞は入場料5ラリ、黒海沿いの切り立った崖の上にありました。
この海沿いの立地は、敵からの侵略を防ぐために有効であったことが伺えます。
現在はその立地が、海岸線を見渡す展望台のようになっていました。

↑ペトラ城塞からの眺め。
その後は宿に戻り、すぐ近くにある海岸に出てみます。
ボボクヴァティからコブレティにかけては石の海岸となっており、私が訪れた6月半ばはまだ海水浴客もいません。
しばらくは海岸線に座り、波を眺めていました。

↑ボボクヴァティの海岸。
6月のジョージアでは日没は21時頃になります。
日が暮れて夜になっていく海を眺めながら、今回のジョージアとトルコの旅は幕を閉じました。

↑夕暮れ時の海岸。
翌日は街道沿いにある停留所でマルシュを捕まえます。
クタイシ行きがやってきたので15ラリでクタイシのマルシュ・ターミナルまで乗車します。

↑ボボクヴァティの停留所。
クタイシからトビリシ行きのマルシュの待ち時間に近くのスタンドでシャウルマ(ケバブ・サンドイッチ)を購入。
トビリシ行きマルシュの運賃は行きと同じ20ラリ。
ボボクヴァティからクタイシまでは約3時間、クタイシからトビリシのディドゥベ・ターミナルまでは約3時間半でした。
途中、スラミで休憩があったので、名物のナズキ(ნაზუქი/nazuki)というレーズンパンを3ラリで買ってみました。

↑ナズキ売店とナズキ。
【今までの参考記事】
【個人ブログの参考記事】
↑バトゥミ発コブレティ行きのマルシュ乗り場。
↑ペトラ城塞。
↑スラミの休憩所はこの辺り。
【宿泊した宿】
■Green House
住所: Bobokvati Railway Station, E70
1トルコリラ≒7.6円
1ジョージアラリ≒48.6円
(2022年7月28日現在)

筆者
ジョージア特派員
fujinee
ジョージアのトビリシに住んでいます。音楽や芸術が好きなので、そのような記事が多くなります。
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