新学期がはじまったサンフランシスコ。8月中旬の様子

公開日 : 2022年08月19日
最終更新 :
筆者 : Katie M
IMG_2910 (1).jpg

サンフランシスコ含むベイエリアの公立学校では、今週水曜日8月17日から秋学期がはじまりました。パンデミックの安全性に対して、自発的な責任と変化するアメリカでは、マスク、検査、ワクチン接種共にすでに義務ではないフェーズに突入しています。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

新たなウィズコロナの新学期

IMG_2904.jpg

今週水曜日から新学期がはじまったサンフランシスコ郡、今学期は例年と異なり新型コロナ感染に関わる予防処置については自発的な責任に移行しています。サンフランシスコの学区では、学校行事やスポーツ大会、バスでのマスク着用は必須では無くなり、生徒が活発に練習、前準備、競技、パフォーマンスを行っていないときは、常に室内でマスクすることが強く推奨される形となっています。また、学校の休み明けに行う検査も義務付けられているわけではなく、推奨されるのみとなっています。

カリフォルニア州の感染状況

IMG_2901.jpg

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は6321人。先週の7004人と比べて今週も減少傾向です。カリフォルニアでは、7月20日を境に1日の平均感染者は今の所減少しつつあります。

7月13日から8月7日までの感染者数は、のべ1014万6,137人。先週の1007万1958人・先々週の998万3370人と比べるとこちらは増加。ここ2ヵ月の平均陽性率は11.4%、10万人における感染者数は28.1人。全体的に今週も減少にあり、先週とほぼ同じ傾向が続いています。

現在のワクチン接種状況

IMG_2898.jpg

サル痘により新型コロナのワクチン接種の存在が薄くなってきたここ数週間、市の公式ウェブサイトによると、今週の5歳以上を対象とした接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。なかなか90%に到達しません。

州の公式サイトによると今週の段階で、カリフォルニア州の郡でワクチン接種率が高い郡は、

1. インペリアル郡 92.9%

2. マリン郡 89.1%

3. サンマテオ郡 85%

サンフランシスコ郡は、今週もサンタクララ郡の84.6%に続いて5位の83.8%です。

最後に

この記事を書いている2022年8月18日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は18万5,153人・感染による死者数は971人。先週の18万3670人と比べると今週の増加数は1483人・1日の平均感染数は211人。今週は先週と比べると多少減少傾向です。

過去1週間の陽性率平均は11.4%・10万人における感染者数は23.7人。陽性率は先週と変わらず7月10日をピークに減少傾向です。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。