ふたつの株に有効な二価ワクチン接種がはじまったサンフランシスコ。9月後半の様子

公開日 : 2022年09月23日
最終更新 :
筆者 : Katie M
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先週9月11日からふたつの株に有効な二価ワクチンの摂取がはじまったサンフランシスコ、EM(サル)の2回目のワクチン接種もはじまりました。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

ブースター接種2週間目に突入

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9月1日にCDCが、オミクロンと旧型のコロナウイルスの両方を標的としたワクチンの使用を承認した動きに合わせて、サンフランシスコでも9月11日から12歳以上を対象に二価ワクチンのブースター接種がはじまりました。カリフォルニア州は既に約61万8千回分のこのオミクロン株対応ワクチンを投与したと言われています。市内でも薬局を中心に接種が行われていますが、去年のようにコンベンションセンターを大型接種会場にしたりなどの大型な動きはありません。

予約が困難という状況でもなく、行きつけの医療機関や薬局でそれほど待たずに接種ができる状況です。

今週のカリフォルニア州の感染状況

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今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイトによると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は1,474人。過去3週間の推移は3067人・3818人・4829人。7月中旬から減少状態となり、現在もその傾向を保っています。

7月20日から9月13日までの10万人における感染者数は11.1人。陽性率は5%です。

現在のCOVID-19ワクチン接種状況

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サンフランシスコ市の公式ウェブサイトによると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72.1%と、どちらも先週と比べても数に変化はありません。

州の公式サイトによると今週の段階で、カリフォルニア州の郡でワクチン接種率が高い郡は、

1. インペリアル郡 93.5%

2. マリン郡 89.7%

3. サンマテオ郡 85. your 5%

サンフランシスコ郡は、今週もサンタクララ郡の85%に続いて5位の84.3%です。

最後に

この記事を書いている2022年9月22日現在、LA timesの統計 によると、サンフランシスコの感染者数は18万8845人・感染による死者数は1031人。先週の18万8451人と比べると今週の増加数は394人・1日の平均感染数は56人です。先週の56人・先々週の126人に比べるとちょうど中間の値。オミクロンピーク以来落ち着いた数値を維持しています。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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