シドニーは10月から日本との時差が1時間から2時間に
いつの間にか9月も最終日。明日から10月ですね!
さて、2022年は10月2日から、1時間だったシドニーと日本との時差が2時間になります。というのも、オーストラリアの一部の地域では夏時間が採用されているからです。
ちなみにオーストラリアで夏時間を英語でいうときには「Summer Time (サマータイム)」では通じない場合が多いので「Daylight Savings (デイライトセイビングス)」と言ってください(以下、デイライトセイビングスと表記)。
デイライトセイビングスが始まるのは、毎年10月の第1日曜日午前2時。そして、終了するのは4月の第1日曜午前2時です。これはオーストラリア全土で同じ日に行われますが、この制度が採用されていないクイーンズランド州、ノーザンテリトリー、西オーストラリア州の3州は何も変わりません。
スマホやコンピュータなどは自動的に時間が切り変わりますが、アナログの時計は手動で針を動かさないといけないのでちょっと面倒なんですよね。
言葉だけで説明してもわかりにくいと思うので、オーストラリアの地図を見て説明しましょう。上の図が通常 (4月〜9月) の日本との時差です。
デイライトセイビングス実施期間 (10月〜3月) の時差は、こんな感じになります。※ この画像は、この記事を書いている Eri オーストラリアが作成したものです。
これによって、もともと時差があるオーストラリアがますますややこしくなってしまいます。
デイライトセイビングスに切り替わる時や時差のある州をまたぐとき、スマホは自動的に時間が変わるのでいいのですが、飛行機の移動時間やロードトリップ中のカーナビに表示される時間などでこんがらがるかもしれないので注意してくださいね。
時差といえば、クイーンズランド州とニューサウスウェルズ州の州境に来ると、デイライトセイビングス中は右と左とで時間が1時間違うので不思議な感じがしますよ!
実質1時間消えてしまうのでちょっと損したような気分になったり、体が慣れるのに時間がかかったりする人もいるかもしれません。でも、シドニーは5時頃になると真っ暗になる冬と違って、真夏は午後8時ごろまで明るいので、外で過ごすにはいい時期です。
お店にクリスマスグッズが並び始めましたし、夏はもうすぐそこに来ています!
筆者
オーストラリア特派員
Eri オーストラリア
十数年前にワーキングホリデーオーストラリアに来たのがきっかけで、そのままシドニーに住んでいます。
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