キンモクセイは蘇州人が愛する花
ニーハオ!蘇州特派員もりもりんです。
蘇州ではコロナ陽性者が出たため先週から封鎖されていた竹輝路が封鎖解除され、また人気ストリートの十全街も店内飲食が再開。昨日からコロナ新規陽性者がゼロとなり、また普段の落ち着きを取り戻してきたような様子です。一方、10月頭にあった国慶節の連休以降、2日に一度の頻度でPCR検査(無料)が実施されており、市民は参加が必須となっています。
さて、蘇州ではマンションの敷地や公園など、あちこちにキンモクセイが植えられています。最近は家の窓を開けると、キンモクセイの甘い香りが漂ってきます。キンモクセイは蘇州の市花でもあり、蘇州人にとても愛されている花です。
キンモクセイといえばオレンジ色の花が有名かと思いますが、実は黄色や白色もあります。今の時期は黄色い花が満開になっています。
よく晴れた日に、蘇州らしい風景が見れる場所を訪れてみました。蘇州の旧市街地にある「東園」です。蘇州に張り巡らされている水路と白壁の風景が美しい場所です。
運河沿いもキンモクセイがいっぱいでした。
中国では、キンモクセイは鑑賞するだけでなく、食用としても愛されています。この時期、コーヒーや小団圓(白玉ぜんざいのようなもの)に浮かべたメニューが、カフェや食堂で見かけられます。
特に蘇州では、地元の人は「キンモクセイご飯」にして楽しむそうです。作り方は、炊飯器でご飯を炊いた直後に、キンモクセイの花を入れて少し蒸すそう。聞いただけで甘い香りが漂ってくるようです。
この時期、蘇州を訪れた際にはぜひキンモクセイを楽しんでくださいね。
東園
- 住所
- 苏州市姑苏区白塔东路1号
- 入場料
- 入場無料
- 開園時間
- 7:30-17:00(11月中旬~3月中旬は16:30閉園)
- アクセス
- 地下鉄1号線「相門」駅から徒歩約15分
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