[スロベニア]絶対どれかは行ってみるべき!ガイドお勧めのリュブリャナの博物館

公開日 : 2022年11月29日
最終更新 :

11月に入り、寒くなってきました。しかし旅というのは1年を通して楽しめるものです。キャンプ、海水浴、登山、カヤックなど素晴らしいスロベニアの大自然を思う存分楽しめるのが温かい夏であれば、寒くなる秋や冬は博物館や美術館に入ってスロベニアの豊かで興味深い文化や歴史に浸るのも素晴らしい経験になるはずです。
そこで、今回は著者がおすすめする、みなさんにぜひ行ってほしい博物館や美術館をお伝えしたいと思います。

① スロベニア国立美術館

著者と巨匠イヴァナ・コビリツァの名画Kofetarica
©yuki-slomost

まず一つ目はスロベニアの国立美術館です。13世紀から20世紀までの絵画や彫刻が常設展で展示されています。初期は教会に飾られた作品や、聖書を基にした絵画があり、だんだんとリアルを追求したルネッサンス様式、そして19世紀から20世紀にかけては鮮やかな印象派の作品が並びます。スロベニアが誇るイヴァナ・コヴィリツァの作品は圧巻です。

スロベニアでも人気が高い施設の一つですので、ぜひ足をお運びください。

入場料
大人8€、子供4€、ファミリー12€
営業時間
火曜日-日曜日(10:00-18:00)木曜日は20:00まで営業

② スロベニア民俗博物館

スロベニアのお土産にもなっているハチの巣箱。様々なモチーフが描かれています
©yuki-slomost スロベニアのお土産にもなっているハチの巣箱。様々なモチーフが描かれています

民俗博物館は、ずばりスロベニアの一般の方々の暮らし、習慣がわかる貴重な博物館です。スロベニアは第二次世界大戦前まで、その大多数は農民というカテゴリーの方々が大半を占めていました。その生活は素朴で、現代にも受け継がれている伝統や習慣がつまっています。狩猟につかっていた道具、結婚の嫁入り道具、今もあるプストというお祭りのお面や祝日の過ごし方などじっくりスロベニアの一般的な生活がまなべます。とってもお勧めです。

入場料
大人6€、子供3€
営業時間
火曜日-日曜日(10:00-18:00)木曜日は20:00まで営業

③ スロベニア現代史博物館

©︎yuki-slomost

スロベニアという国名はまだまだ日本では知られていないとおもいますが、「ユーゴスラビア」という国名はきっと多くの方が聞いたことがあるのでは?このユーゴラビアは社会主義の国で、1918年から1991年までスロベニアはユーゴスラビアの一部でありました。つい最近ですよね。その時の生活の様子やスロベニアが独立するまでの過程がわかる博物館です。現代史に興味がある方には本当にお勧めの博物館です。

入場料
大人5€、子供3€
営業時間
火曜日-日曜日(10:00-18:00)木曜日は20:00まで営業

④ スロベニア歴史博物館(リュブリャナ城)

©︎yuki-slomost

リュブリャナ城にあるスロベニア歴史博物館は穴場です!というのも、展示されているものはほぼすべてが実際に現代史博物館や、スロベニア国立博物館他、各スロベニアの博物館で展示されているもののレプリカですが、この博物館でスロベニアの通史がわかる、優れものです。レプリカなので、実際に展示物を触ることもできるのも楽しみの一つ。ついでにお城も楽しめますので、ぜひ立ち寄ってみてほしい博物館です。

入場料
16€大人、子供11.2€(ケーブルカーやお城の展望台、ヴァーチャル映画も含まれます)
営業時間
10:00-20:00(その月によって微妙に営業時間は異なります。)

最後に

リュブリャナにある博物館、美術館はもちろんこれだけではありません!あくまで著者の今現在のところのおすすめです。ぜひどれか一つにでも立ち寄り、スロベニアを楽しんでいただけたらと思います。

またこういった施設のお土産も面白いものがいっぱいです。特に旧市街のお土産屋さんでは売られていないものもたくさんあるのでそこもお見逃しなく♪

筆者

スロベニア特派員

菊地 由貴

スロベニアの首都リュブリャナで現地ガイド、通訳をしています。現地の魅力や生活の様子をお届けします。

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