[大阪]高津神社で出会った落語、お神酒、縁結びまで
こんにちは!大阪特派員のあんこです。今回は大阪市内にある浪速高津宮(高津神社)に行きました。
とても興味深い神社です。
主祭神は大阪隆昌の基を築かれた仁徳天皇、大阪市歌にも「高津宮の昔より代々栄えをかさねきて民のかまどに立つけむりのにぎわいにまさる大阪市・・・」と歌われている由緒ある神社です。大阪市内にありながら、緑がいっぱいの境内、自然豊かな鎮守の森でもあります。
神前結婚式から落語会まで、昔から人々が賑やかに集う神社です。神社にしては”おもろいイベント”をやっています。その一端を垣間見たのが、11月23日の勤労感謝の日の、”あきんど祭”です。
神社で落語⁈
神社内に高津の富亭「くろもん寄席」があります。あきんど祭の際にも、本殿をバックに落語会をされていました。落語「高津の富くじ」にも登場する神社でもあります。
ほっこりする空間、仁徳庭園
見所満載の高津宮、本殿裏には庭園があります。小道に沿って、約30種以上の樹木があり四季折々楽しめます。
豪華景品が当たる富くじ
[高津の富]富くじ(現在の宝くじ)は寺や神社の修理基金を集めるのが目的で、江戸時代盛んに行われた。高津神社が舞台となった落語「高津の富」は、宿賃を踏み倒そうとした男がなけなしの一分の金で千両を当ててしまった話です。(高津宮HPより)
この日も、富くじが売られていて、豪華景品が当たっていました。
境内の一角で、伝統工法「高津堀り」で、大人から子供まで、力を合わせ井戸掘りを進めています。かつて、高津宮にあったとされる伝説の井戸「梅之井」。江戸時代、名水が湧き出していたそうで、小谷宮司が言う、「神社の井戸が枯れているのは良く無いし、寂しい」と言う一言で井戸掘りのプロジェクトはスタートしたそう。
掘る日程が決まっていますが、ご興味のある方は、お手伝いも募集中です。
高津神社伝説の井戸再掘プロジェクト
日本酒プロジェクトで完成したお神酒
飲食を通し、農作物と醸造の文化を伝える活動をされている「合同会社ほろ酔いカレッジ」が、
造られたお酒を販売されていました。
日本の原風景「日根荘遺跡(泉佐野市)」、日本遺産で酒米からつくる日本酒プロジェクトで完成したお酒です。
初めて造った、酒米の王様・山田錦を使用した「びせいぶつの聲 純米生原酒」、緑色の瓶です。
2021年に完成、フレッシュで、飲みやすいお酒です。
2年目の2022年は、山田錦が1等を取り、純米大吟醸に飛躍。
完成したお酒は、
びせいぶつの聲 純米大吟醸、日本遺産日根荘産山田錦100%
絶品です。高津神社の御神酒となりました。この日、お神酒や山田錦の玄米を販売されていました。
Wine Garage ワインノ和
この日は、あきんど祭で様々なイベントに出会えましたが、境内、他にも見どころ満載です。また縁結びなるイベントもされています。
是非、大阪旅の参考になさってくださいね!
高津宮
大阪市中央区高津1丁目1番29号
TEL.06-6762-1122(受付時間:9時~16時30分)
FAX.06-6762-4915
■地下鉄「谷町九丁目」駅下車、 2番出口より徒歩5分
■当宮には駐車場はございません。お近くのコインパークをご利用下さい。
筆者
特派員
あんこ
生粋の大阪もんです。旅と食べ飲み歩きが趣味です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。