光の祭典「Vijit Chao Phraya(華麗なるチャオプラヤー)」の花火情報(2022年11月27日迄)

公開日 : 2022年11月26日
最終更新 :
筆者 : Taeko

タイ国政府観光庁は、自治体や軍、財団や寺院、リバーシティー・バンコクやアイコンサイアムと協働し、2022年11月12日(土)~27日(日)まで、チャオプラヤー川沿いの6か所で、夜間のイルミネーションや光のショー、プロジェクション・マッピングや各地の文化的パフォーマンスを楽しめる光の祭典「VIJIT CHAO PHRAYA(ビジットチャオプラヤー:華麗なるチャオプラヤー)」を開催中です。11月17日にタイ国政府観光庁から英語及びタイ語で追加発表された情報と実際に見てきた体験談を元に、今週末の花火情報を中心に紹介します。

チャオプラヤー川沿いで開催中の光の祭典「VIJIT CHAO PHRAYA(華麗なるチャオプラヤー)」の開催日時、場所、内容

当初の発表によると、11月12日~27日まで毎日開催とのことでしたが、11月18日に見に行ったところ、タイ人のSNSで目にしていた花火が全く見られず、周りにいるタイ人と首を傾げてしまいましたが、11月17日正午位に、Thailand Festival」というサイトやFacebookで詳しい情報がアップデートされており、18日は祭典休止のようでした。11月27日まで残り2日となってしまいましたが、今週末の11月26日と27日にしか見られないショーもあるようですので、私が見聞きしたスポットを中心に紹介します。なお、今回見られない方も、祭典の様子などを少しでも味わっていただき、今後のタイ・バンコク観光の参考にしていただけたらなと思います。
11月26日(土)と27日(日)に、光の祭典が行われる6か所の詳しい場所と時間は以下の通りです。

ラマ8世橋/Rama VIII Bridge
11月26日、27日の19:00~19:05、19:30~19:35、20:00~20:05、20:30~20:35、21:00~21:05、21:30~21:35
ウィチャイプラシット砦/Wichai Prasit Fort
11月26日、27日の19:00~19:06、19:20~19:26、20:00~20:06、20:20~20:26、21:10~21:16、21:30~21:36(対岸からはほぼ見えませんでしたが、各回、Projection Mappingが行われているようです)
ワット・カンラヤーナミット/Wat Kalayanamit
11月26日、27日の19:30~19:40、20:30~20:40、21:00~21:10(3回共、花火が見られる予定です。対岸からはほぼ見えませんでしたが、寺院では影絵なども見られるようです)
ラーマ1世橋(メモリアル・ブリッジ)/Phra Phuttha Yodfa Bridge(Memorial Bridge)
11月26日、27日の19:10~19:17、19:45~19:52、20:10~20:17、20:45~20:52、21:20~21:27、21:45~21:52の内、花火が見られるのは、20:45-20:52のみ。
リバーシティ バンコク/River City Bangkok
11月26日、27日の19:00~19:06、19:30~19:36、20:00~20:06、20:30~20:36、21:00~21:06、21:30~21:36
アイコンサイアム(ICONSIAM)
11月26日、27日の 18:15~18:30、19:15~19:30、20:15~20:30、21:15~21:30(26日と27日の19:15~、20:15~、21:15~の回には水のショーが見られる予定です)

6か所での催し内容など、より詳しい情報は、以下URLでご覧いただけます(英語ページとタイ語ページがあります)。

寺院「ワット・カンラヤーナミット(Wat Kalayanamit)」での花火

寺院「ワット・カンラヤーナミット」での光の祭典「VIJIT CHAO PHRAYA(華麗なるチャオプラヤー)」の様子
寺院「ワット・カンラヤーナミット」での光の祭典「VIJIT CHAO PHRAYA(華麗なるチャオプラヤー)」の様子

11月18日は17時頃~21時半頃まで、寺院「ワット・カンラヤーナミット(Wat Kalayanamit)」の対岸でスタンバイしていましたが、花火は見られず(影絵の催しは行われている雰囲気はありました)。
寒季入したタイですが、最近また蒸し暑く、11月24日もあいにくの雨でしたが、11月17日のお知らせ通り、寺院「ワット・カンラヤーナミット」の対岸から、19:30-19:40の時間帯に花火は上がりました。花火の様子は、以下のYoutubeに投稿しましたので、よろしければ合わせてご覧ください。

花火終了後、祭典に合わせて集まっていた船が一気に移動していく様子
花火終了後、祭典に合わせて集まっていた船が一気に移動していく様子

11月24日は、私の手持ちの時計が19:33になっても打ち上げ花火は見られず、一旦、スマートフォンの動画撮影ボタンを消し、再度始まってから、スタートボタンをすぐに押したと思うので、打ち上げられた花火はほぼ全て動画に収められたと思いますが、第1回目は、「もう、これで終わりなの⁉」という感じで、周りの人も同じような反応でした。以前、SNSで目にしたことのある花火はもう少し華やかな印象だったので、2回目、3回目も見れば、また異なる花火が見られたのかもしれませんが、花火大会のような花火を期待しているとちょっと期待はずれかもしれません。とはいえ、行き交うライトアップされた船など、とても美しい眺めを楽しむことができました。

寺院「ワット・カンラヤーナミット(Wat Kalayanamit)」で上がる花火の撮影場所

寺院「ワット・カンラヤーナミット(Wat Kalayanamit)」周辺でも花火は見られるという情報はありますし、寺院から、ラーマ1世橋(メモリアル・ブリッジ)であがる花火まで見られるというやりとりをSNSで目にしたことがありますが、今回の写真や動画は、以下にリンクしました記事「徹底解説! ワット・アルンを100倍楽しむ旅行術(2019年完全保存版)(タイ・バンコク)」内の4番目のスポットで紹介したホテル「サラ・ラタナコーシン・バンコク(sala rattanakosin Bangkok)」内のルーフトップバー「ザ・ルーフ(The Roof)」から撮影したものです。

Lime Juices(125バーツ)。シロップは別添えで提供され、自分で甘さを調整できるようになっていました。
Lime Juices(125バーツ)。シロップは別添えで提供され、自分で甘さを調整できるようになっていました。

「ザ・ルーフ(The Roof)」では、ドリンクと軽食(食事は17時~。雨天時は提供不可)を楽しみながら、花火とワット・アルンも観賞でき、満足です。11月18日も24日も、ワット・アルンのライトアップは、私の時計で17時51分頃でした。そして、何度も足を運んでいるのに、今回初めて、このルーフトップバーからワット・ポーと王宮も少し見られることも分かりました。

Salt&Pepper Squid(310バーツ)
Salt&Pepper Squid(310バーツ)

このお店には、過去にも何回か来ていて、何か食べていますが、今回頼んだイカフライの料理「Salt&Pepper Squid」はカリッとしたイカフライにスパイシーソースがついてくるのですが、ボリューム満点で、今のところ、私の一番のお気に入りです。

Mojitea:Pure white tea, fresh ginger, honey, fresh lime(230バーツ)
Mojitea:Pure white tea, fresh ginger, honey, fresh lime(230バーツ)

また、シェイクやソフトドリンクにはついてこなくなったようですが、モクテルやアルコール飲料を注文すると、ナッツなどのおつまみがついてくるようです。

ラーマ1世橋 (メモリアル・ブリッジ)/Phra Phuttha Yodfa Bridge(Memorial Bridge)での花火

次から次へと色が変わるラーマ1世橋 (メモリアル・ブリッジ)。赤、白、青色はタイの国旗の色。
次から次へと色が変わるラーマ1世橋 (メモリアル・ブリッジ)。赤、白、青色はタイの国旗の色。

ラーマ1世橋(メモリアル・ブリッジ)は、私のスマートフォンのGoogle mapで見ると、Buddhayodfa Chulalok Maharat Bridgeと記載されているところです。
11月24日、寺院「ワット・カンラヤーナミット」での第1回目の花火を観賞してから、チャオプラヤー・スカイパーク(Chao Phraya Sky Park)へ移動して花火鑑賞の予定で、途中、対岸のほうまでいくとよいよというアドバイスまでもらいましたが、諸事情で、橋の手前にあった通り沿いの食堂に、川をのぞける隙間があり、撮りにおいで!と手招きしてもらったので、お言葉に甘えて、その隙間からスマートフォンで動画を撮影させてもらうことにしてしまいました。もっと、下から撮らないと撮れないよ!とか明日も来なよ!とアドバイスまでもらえ、タイ人の温かさを感じました。画角がいまいちですが、ラーマ1世橋(メモリアル・ブリッジ)での花火は大迫力なのが伝わったのではないでしょうか。

ラーマ1世橋 (メモリアル・ブリッジ)での花火
ラーマ1世橋 (メモリアル・ブリッジ)での花火

最後は、真っ赤なフィナーレでしめくくられました。

Chakkraphet通り沿いのお花屋さん
Chakkraphet通り沿いのお花屋さん

チャオプラヤースカイパークやラマ1世橋から地下鉄サナムチャイ駅まで、徒歩で帰る際、パーククローン花市場やChakkraphet通りを通ると、タイらしいお花や野菜や果物が売られています。日本からの旅行者の方は日本へ持ち帰りできないものだと思いますが、タイ・バンコクに長期滞在の方などはお得にお花が買えるスポットとして有名で、数種類買って友達同士でシェアする人も少なくありません。私も買って帰りました。

最後に

以上、2022年11月27日迄チャオプラヤー川沿いで開催されている光の祭典「Vijit Chao Phraya」、特に花火に関する情報でした。2か所とも、地下鉄(MRT)サナムチャイ駅から徒歩でアクセスできるエリアだと思いますので、タイ・バンコク滞在中で時間に余力のある方は、鑑賞しにいってみてはいかがでしょうか。日本では主に夏に楽しむ花火ですが、タイでは寒季に楽しむイメージがあります。チャオプラヤー川沿いでは、年始年末のカウントダウンでも花火が上がると思いますし、タイミングが合えば、是非、タイの花火を観賞してみてくださいね。それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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