
新島・式根島・神津島の絶景ビーチ!3島ホッピングもおすすめ
新島・式根島・神津島は、東京都心から2時間30分〜3時間程度でアクセスできる東京都・伊豆諸島の島々。おもに流紋岩と呼ばれるガラス質を含む火山岩で構成されているため、真っ白な砂浜や起伏に富んだ岩礁など、自然の造形美を堪能できるビーチがたくさん。3泊4日のスケジュールを組めば、船や飛行機を利用した3島巡りも楽しめます♪
ソーダ色の波が押し寄せる羽伏浦海岸(新島)

パワフルな波がブレイクすることから、サーフィンの聖地として知られる新島。なかでも世界大会が開催されるほどのメジャースポットが羽伏浦海岸。ビーチの入口には白い双塔が特徴的なメインゲートが立ち、展望スペースからは南北約7km にわたって続く白砂の海岸を見渡すことができます。高い波が立つため海水浴には適しませんが、サーフィンやボディボードのスクールに参加して海と親しんでみるのもいいかも。ビーチの目の前に駐車場が整備されているので、レンタサイクルやレンタカーで気軽にアクセスできます。
森を抜けると神秘の海岸が!堀切(新島)

羽伏浦海岸の南側に位置する堀切。観光客が少ない隠れ家ビーチで、草木に覆われた小道を抜けると左右に崖が迫る入り口が。周辺の岸壁は白ママ断崖と呼ばれ、風雨による侵食で露出した白亜の壁は、高さ200mを超える場所も。まるで地中海のようなうっとりする風景ですが、崖崩れの危険があるのであまり近寄らずに遠くから見上げましょう。堀切のさらに南側にはシークレットという名のサーフスポットがあり、ローカルを中心に波乗りが楽しまれています。
海遊び後のお風呂も楽しみ♪間々下海岸(新島)

宿泊施設や飲食店が集中する集落の徒歩圏内にある海水浴場。鳥ヶ島と呼ばれる小島が天然の防波堤となり、波が穏やかな日が多いのが特徴。子連れファミリーでも安心して海水浴やスノーケリングが楽しめると好評です。目の前には水着着用で利用する湯の浜温泉があり、露天風呂で体を温めてから帰るのが定番コース。温泉施設は、新島産の軽石であるコーガ石で造られたもので、パルテノン神殿を思わせる巨大建造物。温泉に浸かりながら眺める海や夕日が格別です。
扇状に広がる入江が美しい泊海水浴場(式根島)

式根島を代表する絶景ビーチが泊海水浴場。高台の駐車場から小さな湾を見渡することができるので、ドライブ途中の休憩スポットとしても多くの観光客が足を運んでいます。砂質は白くきめ細やかで、晴れた日は太陽光を反射してまぶしいほど。岬に囲まれた海岸は波が立たず遠浅なため、カップルやファミリーでのんびりと過ごすにはぴったり。夏にはいくつかのショップがマリンアクティビティを開催するので、アクティブに過ごすこともできます。
まるで天然プールのような中の浦海水浴場(式根島)

探検隊気分で林を進んでいくと目の前に現れる中の浦海水浴場。岩礁に囲まれた入江なので波が少なく、ゆったりと海遊びができるのが嬉しいところ。水深が浅い場所にサンゴが点在しているので、ソラスズメダイやチョウチョウウオなどカラフルな魚を観察することができます。ちなみに、岬をはさんだ北側に位置する大浦海水浴場は、古くから地元の人に愛されるサンセットスポット。運が良ければ水平線の彼方へ沈んでいく夕陽を眺めることができます。
勇気を出して海へダイブ!赤崎遊歩道(神津島)

神津島の北端に位置する赤崎遊歩道。岩礁に囲まれており穏やかながら海の生物が豊富なため、スクーバダイビングのスポットとしても人気。水中メガネやスノーケリングセットなどの軽装で海面を漂うだけで、50cmクラスのハマフエフキほか、たくさんの魚をウオッチングできます。入江を囲むように築かれた木造遊歩道にはジャンプ台があり、飛び込みもOK。夏場には地元の子どもたちの歓声が響き渡ります。遊歩道の全長は約500m ほどで、休憩スペースや展望スペースが設けられているので、海に入らず散策するだけでも、神津島の海の美しさを満喫できます。
海と空に癒やされる前浜海水浴場(神津島)

大型客船やジェット船が発着する神津島港の南に広がる前浜海水浴場。宿泊施設が集中するエリアから歩いてすぐなので、宿から水着で出かけることもできます。真っ白な砂浜が約800m続き、夏にビーチパラソルが立ち並ぶ中心部や、岩場が多くスノーケリングに適した南側など、さまざまな景観を楽しめます。夕陽を眺めるにも最適なスポットで、夕方には潮風に涼みつつ日没を待つ旅行客が集まります。ビーチグラスや貝殻を拾いながら、茜色へと変化していく夕焼けを鑑賞するのもいいかも。神津島は星空保護区に認定されていて、一年を通して天の川を見上げることができます
新島・式根島・神津島の海&陸情報満載の決定版ガイド
新島・式根島・神津島の魅力を凝縮した決定版! スノーケリングやトレッキングといった海&陸アクティビティから、展望スポット、おすすめ飲食店、人気の宿泊施設、定番のおみやげを網羅。この一冊があれば、島旅を120%満喫できるはず。島の歴史や島人インタビューほか、読み応えのあるコラムもお見逃しなく♪
※当記事は、2023年1月24日現在のものです
TEXT,PHOTO:三浦淳
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筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
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