旧正月も終わり、春が近づくサンフランシスコ。2月上旬の様子

公開日 : 2023年02月11日
最終更新 :
筆者 : Katie M

2月も2週目を迎え、日差しが徐々に強くなってきたサンフランシスコ、先週末に旧正月のパレードも終わり、徐々に春らしい天候に変化しつつあります。今週のサンフランシスコの様子をレポートします。

COVIDテスト無料配布について

先週もお伝えしたように、3年間有効だったCOVID-19に対処する2つの連邦公衆衛生緊急事態が、5月11日に終了となります。これまで各家庭に月8回までの検査キットが無料で配布されるベネフィットも、この緊急事態が終了すると無効となります。

ただ、カリフォルニア州の場合は、2021年10月に可決された州法のおかげで、カリフォルニア州の保険加入者であれば、2023年11月まで、市販のCOVID-19検査について保険会社に払い戻しを求めることができます。おそらくこの払い戻しが1番一般市民にとって影響のある事項だと思われますが、カリフォルニア州に住んでいる方は、秋までこのベネフィットの恩恵を受けることができます。尚、5月11日までは、こちら のサイトから無料キットの要請を行えます

ブリード市長、82,000戸の住宅の建設を発表

SF市長は2月9日、今後8年間で8万2000戸の住宅を建設するために必要な変更として、いつ、どのように行うかを明示した法令を火曜日に提出する予定だと発表しました。この指令は、サンフランシスコが米国内で住宅建設に最もコストがかかり困難な場所にしている原因の問題解決を目的とした、一連の行政および立法措置を求めるものとなります。

この指令には、サンフランシスコは、住宅の認可や 建て方を根本的に変える必要があることが記されています。今回の建設の予定地としては、現在開発中のミッションロック、キャンドルスティックやストーンタウン、フリーダムウェストなどが挙げられます。

今週のカリフォルニア州の感染状況

今週のカリフォルニア州全体の感染状況。州の公式ウェブサイト によると、州全体の過去7日の1日あたりの平均新規感染者数は1013人。先週は986人と1000人を下回りましたが、今週はわずかにリバウンドしています。

12月7日から1月30日までの10万人における感染者数は6.6人。陽性率5.7%。こちらに関しても大きな変化はありません

ワクチン接種状況ですが、サンフランシスコ市の公式ウェブサイト によると、今週の5歳以上を対象としたCOVID-19接種率は1回目は>90%、2回目の接種率は89%。カリフォルニア州全体のワクチン接種率は72.6%。先週との変化はありません。

最後に

このコラムを書いている2022年2月9日現在、LA times の統計 によると、サンフランシスコの感染者数は20万7,277人。感染による死者数は1,154人。先週の先週の20万6,509人と比べると今週の増加数は768人、1日の平均感染者数は109人。ここ数ヶ月は月100人前後と安定しています。

過去1週間の陽性率平均は5.8%・10万人における感染者数は8.1人。こちらも安定しており、今後もこのような感じが続くと予想されます。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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