サッカーを観にロンドンへ行く。ロンドン周辺の主要クラブとスタジアムへのアクセスガイド

公開日 : 2023年02月10日
最終更新 :
筆者 : れんこん

現在ロンドンにあるサッカークラブは80チームを超えますが、そのなかでプレミアリーグに属しているクラブは「アーセナル」、「チェルシー」、「フラム」、「クリスタルパレス」、「トッテナム」、そして「ウエストハム」の6チームです。いずれもロンドン中心地から1時間以内に本拠地のスタジアムがあります。今回は各スタジアムとイングランド代表のホームスタジアムまでのアクセスを紹介しています。チケットがなくても場内見学ツアーができるスタジアムもあるので、サッカー好きの方は、観戦だけでなく、スタジアム見学をスケジュールに入れてみてはいかがでしょうか。

アーセナル:エミレーツ・スタジアム

©iStock
©iStock

2006年に完成したアーセナルのホームスタジアムです。以前のホームスタジアム(ハイブリ―)のすぐそば(800m先)にあるため最寄り駅は以前と変わりません。毎日行われているスタジアムツアーは£27から参加可能です。

チェルシー:スタンフォード・ブリッジ

©iStock
©iStock

130年以上の歴史を持ち、イギリスで最も古いサッカー場のひとつ。現在では再開発がすすみ近代的なスタジアムとなっています。£28のスタジアム・ミュージアムツアーはロッカールーム、プレスルーム、ピッチサイドへの入場も含まれる充実の内容です。

フラム:クレイヴン・コテージ

©iStock
©iStock

ロンドンで最も古いサッカースタジアムであるクレイヴン・コテージ。1896年以来、フラム(フルハム)FCのホームスタジアムとして親しまれています。テムズ川沿いに位置しているのも特徴的です。ロッカールーム、ピッチサイドへの入場などが含まれる1時間のスタジアムツアーは£22から。

クリスタルパレス:セルハーストパーク・スタジアム

1920年代にオープン、1924年からクリスタルパレスのホームスタジアムとなっています。現在ロンドンのプレミアリーグに属するクラブの中で唯一テムズ川の南側に位置します。1948年のロンドンオリンピックの際にはサッカー競技場としてもこのスタジアムが使われました。ショップはセインズベリー(スーパー)を挟んだ道路沿いにあります。

セルハーストパーク・スタジアム(Selhurst Park Stadium)

住所
Holmesdale Rd, London SE25 6PU(ビッグベンから約50分)
アクセス
セルハースト駅から徒歩10分、もしくはノーウッド・ジャンクション駅から徒歩11分(いずれもオーバーグラウンド)

トッテナム:トッテナム・ホットスパー・スタジアム

©iStock
©iStock

2019年に開場した最新のサッカースタジアム。サッカーの試合のほかにもNFLやラグビー、コンサートなどの会場にも使われています。ロッカールームやピッチへの入場体験が含まれるスタジアムツアーは£27。スタジアムの屋根を登るスカイウォークツアーではサッカー場を真上から眺められ、アトラクションとしても人気の体験ができます。

住所
782 High Rd, London N17 0BX(ビッグベンから約45分)
アクセス
地下鉄セブンシスターズ駅から徒歩20分、もしくはバスに乗り換え12分

ウエストハム:ロンドン・スタジアム(オリンピック・スタジアム)

2012年のロンドンオリンピックのメイン会場となったスタジアムのため、サッカーファンでなくとも見覚えがある方も多いのではないでしょうか。周辺には広大な公園クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク、大きな商業施設ストラトフォード・ショッピング・センターもあります。

イングランド代表:ウェンブリースタジアム

スタジアムをまたぐアーチが特徴的なウェンブリースタジアム。イングランド代表戦の際のホームスタジアムであり、ファンの間で“サッカーの聖地”とうたわれています。9万人という圧倒的な収容人数はイギリスで第1位、ヨーロッパで第2位の大きさを誇り、FAカップ決勝戦やEUROなど大きな試合の際に使われています。イングランドファンでなくとも、一度は足を踏み入れてみたい世界的に有名なスタジアムです。

ウェンブリースタジアム

住所
HA9 0WS London, ウェンブリー(ビッグベンから40分)
アクセス
地下鉄ウェンブリー・パーク駅から徒歩12分。

以上、ロンドンにある主要なサッカースタジアム情報でした。
サッカーの試合がある日には、熱烈なサッカーファンが観戦前にパブで一杯、そして町中やスタジアム最寄り駅で応援ソングを唄っている人たちの盛り上がりが見られます。試合終了後の時間帯には観戦帰りのサポーターたちでごった返しますのでご注意くださいね!

監修:地球の歩き方

筆者

イギリス特派員

れんこん

2019年からロンドン在住。ロンドンの街中や旅先ではひたすら歩き回ることを得意としています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。