【岡山】宿泊もできる「赤磐市竜天天文台公園」 ~赤磐市旧吉井町~

公開日 : 2023年03月09日
最終更新 :
筆者 : mami

 こんにちは。岡山特派員のmamiです。引き続き旧吉井町エリアをご紹介します。
 冬は空気が乾燥し、星がきれいに見えますね。オリオン座など冬の星座は3月になれば西に傾いていき、春の星座が夜空を駆け上ってきます。岡山県は晴天率が高く、高い山脈もなく、同等の標高の山々が並んでいます。地表との温度差が小さく、気流が安定しているので、星の光の揺らぎが少なく、望遠鏡で拡大しても星がくっきり見え天体観測が最適とされています。
そのため、一般に公開している天文台も多く、人口当たりの天文施設の数は全国有数といわれています。

 旧吉井町は県内でも夜空の美しい町のひとつで、町内で最も暗く、星のよく見える場所を選んで「竜天天文台」を建てました。400mm反射望遠鏡を備え、天文観望会も開いています。
 このあたりを車で走っていると、夜空の美しさに息をのむことがあり、特に新月の日は、青白く流れているような天の川まで見渡すことが出来ます。

 この天文台の特徴は、雑魚寝ですが研修室という和室に宿泊することが出来ることでしょうか。その上、屋外には炊事施設も整い、簡単な調理やバーベキューなどができます。おまけに少々ですが、キャンプサイト施設があるのも天文台としては珍しいと思います。
 ただ現在は、新型コロナウイルスの影響を受けて、宿泊する研修室は使えても、食器や調理器具、寝具は持参になっています。今後のことは公式サイトや電話などで確認してください。
 私も数年前にここに泊まり、天体の観察したり、バーベキューを楽しみました。料理の材料や調味料は、持ち込みになるので準備をお忘れなく。 

 屋外の観測場には、子供向けの遊具施設もあり、広いので昼間はキャッチボールなどをして楽しめます。夜は花火もできました。でも、夜空の観望もはずせません。私が行った時は、土星を見せてもらいました。肉眼では土星の輪まで見えないので感動しました。
 3月24日は、日の入り後の西の空で明るく輝く金星に、月が近づきます。細い三日月と明るく輝く金星、夕暮れの空の下の天文台で美しい光景を楽しんでみませんか。

赤磐市竜天天文台公園のインフォメーション

住所
〒701-2437 岡山県赤磐市中勢実2978-3
電話番号
086-958-2321(赤磐市竜天天文台公園)
FAX番号
086-958-2321
料金
観望料:大人200円 小中学生100円
※18:00まで昼間入館・見学は無料
交通アクセス(車)
山陽自動車道山陽ICから約40分
交通アクセス(公共)
岡山駅から林野駅方面行きバスで仁堀下車、タクシー約10分
駐車場
普通車10台、バス(要相談)

筆者

岡山特派員

mami

岡山生まれの岡山育ち。岡山市内在住の生粋の「おかやまっ子」です。

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