香港行きの無料航空券があたる「ハロー香港」キャンペーン。日本向けは5月に配布予定
香港政府は、海外からの観光客に来てもらうの起爆剤として「Hello Hong Kong」というキャンペーンを3月1日から始めました。半年間続くキャンペーンですが内容としては、（1）50万枚の香港行き無料航空券の配布、（2）各国・地域のビジネスリーダー、政治家、メディア、インフルエンサーの招待、（3）香港政府代表団の中国本土や海外への派遣、（4）金融、スポーツ、芸術などでの展示会や大型イベントの開催の4つに分かれています。
目玉は何といっても1番の50万枚の香港行き無料航空券の配布です。香港政府は2億5500万香港ドルを費やして、航空会社からチケットを買い上げるような形で実施します。参加するのはキャセイパシフィック航空、香港エクスプレス、香港航空、大湾区航空です。
3月1日からシンガポール、タイ、フィリピン、インドネシアなどを対象にキャンペーンが始まりました。4月は中国本土、5月は日本を含めた北東アジアをで行われる計画となっています。これとは別枠で香港市民向けの航空券の配布も7月に行われるようです。
日本での配布はどのようになるのか、まだ未定ですが、3月1日に始まったキャンペーン内容は参考になると思います。応募資格は18歳以上、1人1枚、空港税や燃料サーチャージなどは自己負担、航空券に引き換えられる電子メールを受信してから9カ月以内に利用、香港には最低2日は滞在、最長で7日間、航空券の換金は不可という内容です。
キャセイを使いたければ、キャセイの公式サイトから3つの質問に回答する必要があり、全て正解者の中から先着順となります。香港航空は完全な先着順です（なお、香港エクスプレスと大湾区航空は4月から参加）。日本の場合も条件に大差がないと思われます。
日本向けに何枚配布されるのかもまだ不明ですが、キャセイは今回ではタイ向けに一番多く配布しているのですが、その数は1万7400枚となっています。5月に始まる日本向けの無料航空券の配布を楽しみに待ちましょう！
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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