【2023年4月バリ島】高級日本食レストラン編/スミニャック

公開日 : 2023年04月08日
最終更新 :
筆者 : halu

皆様、こんにちは。halu です。

日本も長かったコロナパンデミックの閉塞感から一転、桜の開花と共にお出かけムードになっていますね。

外国人観光客も一気に増え、数年前の風景に戻ってきています。

今年のゴールデンウィークを皮切りに、バリ島に行く計画をされている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、現在スミニャックにて(ソフト)オープン中の『高級日本食レストラン』『TAKUMI/匠』を、ご紹介致します。

更に説明を付け加えますと、懐石(会席)に影響を受けた『おまかせ割烹』です。

お品書きは、板前料理長の「直筆」です。
お品書きは、板前料理長の「直筆」です。

総料理長(板前料理長)は、日本人男性のDaijiroさん。

Daijiroさんは、『非常にクリエイティブな方』です。

独自の芸術的な感性と、日本食の『繊細且つ奥深さ』を、高度な技術と持ち前のセンスの良さで、料理を通して「自己表現」が、出来る方です。

今後の活動(活躍)が楽しみな、魅力溢れる日本食の「板前」料理人で、今までの人生の道のりが非常にワールドワイド、グローバルな経歴の持ち主です。

十代から世界に羽ばたき、現在に至るまで唯一無二のユニークな御経験を多数されています。

詳細なプロフィールを記載するには、此処では収まりきれません。

今回は、「板前料理長」としての「Daijiroさん」と「匠」にフォーカスして、ご紹介致します。

Daijiroさん御一家が、バリに来られた経緯を簡略化して解説致しますと、御実家は、先祖代々、大阪で老舗の「高級御座敷 天麩羅屋」を営む御一族。

東日本大震災がきっかけとなり、既に跡を継いでいたDaijiroさんの代で閉店を決意し、Daijiroさん御一家は、バリに移住。

それから、現在に至るまで拠点はバリで、活動されています。

バリに移住後、スミニャックのビーチ沿いの「老舗の高級レストラン」として世界的に有名な『クーデター』の「料理長」に就任。

その後、別の事業に身を置き、日本の茶席・茶事上(和)菓子の『琥珀糖』に着目し、なんと『宝石の原石』を、見事に琥珀糖で表現。

独創的なアイデアをベースに、緻密な技法(技術)を、此処でも開花させています。

チャングーに開店した、その名も『KOHAKU』

「本物の原石かと見間違う程」のクオリティーの高さに、初めて見たお客様は皆、驚きます。その様は、まるで博物館で特別展示された、宝石企画展の様です(私の個人的な感想です)

たちまちインドネシアの富裕層クラスの間でも口コミとなり、未だかつて無い『バリの高級なお土産』として、著名人SNSでの投稿や、メディアでも、話題となっています。

そして今回ご紹介する「高級日本食レストラン」『TAKUMI』の、板前料理長に就任した、Daijiroさん。

和食文化の先進都市「大阪」から「バリ」にやって来て、海外のお客様が既に持っている日本食の概念を、今一度丁寧にお客様に御紹介し、又、御提案しています。

板前料理長のDaijiroさん
板前料理長のDaijiroさん

バリの高級レストランでは、料理人個人のパーソナリティが料理を通して、垣間見られる機会が多いと感じます。

ユニークで独創的な料理を作り出す腕の良い料理人(板前、コック、シェフ)が、世界中から誘致され、腕をふるい、顧客からも賞賛されています。

レストランの顔としてメディアにも登場致しますし、料理人自らキッチンからフロアーに姿を出し、お客様と直接コミュニケーションを交える事もしばしば。

そして、高級ホテル、レストランのオーナー等の大元の出資者と関係者は、常にアンテナを張り、腕の良い料理人を、世界中で探しています。

注目を浴びたシェフのヘッドハンティングも少なく無く、堂々と現場に関係者が来店し、直接交渉する事も。

そこは日本とはまた少し違う、オープンかつ、ビッグチャンスが常に生まれる海外ならでは。

Daijiroさんは、「能ある鷹は爪隠す」という言葉が、ピッタリとハマる、穏やかで繊細な面と、プロフェッショナルな意気込みと熱い情熱を併せ持った非常に振り幅の広い、多才な方です。

お料理の形式は、先程も触れましたが、懐石(会席)に影響を受けた「おまかせ割烹」です。

下の写真は、入り口から一番奥にある、コノ字型のカウンター。

『事前予約制』です。

一番奥にある特等席のカウンター。

既に著名人顧客様が勢揃い!!
全て事前予約制です。
一番奥にある特等席のカウンター。

既に著名人顧客様が勢揃い!!
全て事前予約制です。
カウンター席から見た店内の様子。

奥に入り口があります。
左手側にも囲いのあるテーブル席があり、全体的に空間を広々と使った設計となっています。
カウンター席から見た店内の様子。

奥に入り口があります。
左手側にも囲いのあるテーブル席があり、全体的に空間を広々と使った設計となっています。
先付八寸
先付八寸
上から撮影した、先付八寸
上から撮影した、先付八寸

生湯葉や胡麻豆腐も全て手作りです。

気分が、徐々に高揚してきました笑。

お刺身 向付
お刺身 向付
椀物
椀物
なんと烏骨鶏の出汁で作ったシルキーな舌触りの茶碗蒸し
なんと烏骨鶏の出汁で作ったシルキーな舌触りの茶碗蒸し
カクテルメニュー
カクテルメニュー
果実酒や焼酎なども
果実酒や焼酎なども
日本酒も
日本酒も
モクテルもございます
モクテルもございます
私が最初にオーダーしたモクテルは「Hanami」
私が最初にオーダーしたモクテルは「Hanami」

こちらのモクテルは、ジンジャービア、ガリシロップやシソ、レモングラスが効いたとても爽やかで、オリエンタルな風味。

しのぎ 握り
しのぎ 握り
しのぎ 握り
しのぎ 握り
From the farm
From the farm

オーガニック野菜と向き合い、全て異なるフレイバーのソースで味わう一皿です。

シンプルな一皿ですが、私達日本人も忘れかけていた、日本の心を感じる野菜本来の風味と付け合わせの薬味ソースとの相性で「繊細で深みのある世界」に、誘われます。

鴨しゃぶも!ございます
鴨しゃぶも!ございます
非常に美味しいです笑
非常に美味しいです笑
茶蕎麦も加えて
茶蕎麦も加えて
和牛炭焼き 外国人のお客様に人気
和牛炭焼き 外国人のお客様に人気
友人がオーダーした
日本酒がベースとなったカクテル
友人がオーダーした
日本酒がベースとなったカクテル
Shiizakana 
日本人の私達も無言になる美味しさ
Shiizakana
日本人の私達も無言になる美味しさ
Amami 水饅頭、苺大福、フルーツの盛り合わせ
Amami 水饅頭、苺大福、フルーツの盛り合わせ
美味 水饅頭 
全て手作り
美味 水饅頭 
全て手作り
煎茶は静岡産
煎茶は静岡産

まるで夢の中にいるような、素敵な時間を過ごす事が出来、身も心も満たされた夜でした。

Daijiro さんのお話が、全てにおいて非常にディープで楽しいので、時間が経つのもすっかり忘れ、気が付いたら既に閉店時間笑

実は2階も御座いまして、「ウイスキーバー」と、なっています。

とてもシックで、落ち着いた空間。
インテリアもダークな色調で統一されて、非常にかっこいいです。ゆっくりお食事した後、こちらで御寛ぎ下さい。

雰囲気伝わりますか?!とても素敵ですよ。
雰囲気伝わりますか?!とても素敵ですよ。
ウイスキーバーのRestroomも素敵なので、写真に収めました
ウイスキーバーのRestroomも素敵なので、写真に収めました
板前料理長のDaijiroさん
板前料理長のDaijiroさん


Daijiroさんに、私から幾つか質問をさせていただきました。

●現在の営業形態は?

✔︎現在ソフトオープン中です。

(グランドオープン楽しみですね)

✔︎木曜日から日曜日の、週4日間営業

✔︎コース料理のみの提供(9コースと6コース)
営業時間は18時から21時30分が、ラストシッティングになります。

✔︎基本9コースのご提供は、20時半まで。その後は、6コースのみのご提供になります。

●バリ島の好きな事、場所は?

✔︎サーフィン! 海の上。

(真っ黒に日焼けされて、サーフィン大好きなのも、伝わってきました)

●何をしている時が、一番幸せですか?

✔︎家族みんなでゲハゲハ笑ってる時。

(最高ですね!)

●今後の匠の展開について

✔︎年内のグランドオープン。

✔︎2階のバーも独立オープン、それに伴いバースナックメニューの提供。

✔︎精進料理をベースとしたヴィーガンコースの提供。

(流石です!)

✔︎コース料理は日本の四季に沿ってそれぞれメニューの変更予定です。

今年中グランドオープンを目指しているとの事。

人気で予約が取れなくなる前に、是非皆様、お出掛け下さい。

私個人的に、日本食好きな外国の友人を是非連れて行きたいと思った場所です。繊細で美しい、凛とした日本食文化に敬意を持っている友人の顔が思わず脳裏に浮かびました。

日本人の皆様にも勿論、お勧め致します。

それでは、本日はこの辺で。
皆様、素敵な一週間をお過ごしください。

筆者

インドネシア・バリ島特派員

halu

現在バリ、国内で3拠点生活。ティースペシャリスト、セラピスト活動を軸に、国内外への旅を愛する。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。