ホテルやエンタメなど世界の最高峰が集まるラスベガス。コロナ禍を経てさらに進化した現地の様子をご紹介!

公開日 : 2023年03月23日
最終更新 :

『地球の歩き方 ラスベガス セドナ&グランドキャニオンと大西部』が約4年ぶりに改訂!話題の最新エンターテインメントや、人気ホテルのリニューアル情報、注目のレストラン、さらに、物価高や円安を気にせず食事を楽しむ方法など、ホットな現地情報をご紹介します。

コロナ禍をチャンスとばかりにパワーアップ!

ホテルやレストランの営業もほぼ元通り
ホテルやレストランの営業もほぼ元通り

新型コロナウイルスの世界的流行により、日本と同様、一時はロックダウンが行われるなどしたラスベガス。今回、4年ぶりの改訂のため訪れてみると、欧米の観光客はほぼコロナ前に戻っているとのことで、町はすっかりにぎわいを取り戻していました。中にはこの時期にリノベーションをしたホテルやレストランもあり、パワーアップした印象すら感じます。
ラスベガスでは、現地でのマスク着用義務がないため、町なかを歩いている人を見てもマスクを身につけていない人がほとんど。だからといって、マスクをつけていてもジロジロ見られるようなこともないので、気になる人はマスクを常備しておくとよいでしょう。
2023年3月現在、アメリカ入国の際に新型コロナウイルス陰性証明書の提示は不要ですが、2回のワクチン接種完了を示す公式な証明書の提示は必須です。また、日本帰国に際しても必要とされる条件があるので、在日米国大使館や厚生労働省のウェブサイトなどで、最新情報を確認しましょう。

新しいホテルやエンタメスポットが続々登場

赤い外観が周囲でも目を引く「リゾート・ワールド・ラスベガス」
赤い外観が周囲でも目を引く「リゾート・ワールド・ラスベガス」

この4年間のラスベガスのホットな話題といえば、まずは、「リゾート・ワールド・ラスベガス」がオープンしたこと。ストリップ地区で建物から建築したホテルが新たに開業するのは、2010年12月にオープンした「コスモポリタン・オブ・ラスベガス」以来、なんと12年ぶり。創設者が中華系マレーシア人ということもあり、施設内はどこかオリエンタルな雰囲気で、アジア料理のレストランも充実しています。ヒルトンとコンラッド、クロックフォーズの3つのホテルが入っており、客室やカジノなどに最先端のシステムが採用されていることも話題となっています。

「マッド・アップル」はニューヨークらしいヒップな衣装にも注目
「マッド・アップル」はニューヨークらしいヒップな衣装にも注目

また、シルク・ドゥ・ソレイユの新しいショーも見逃せません。2022年5月からホテル「ニューヨーク・ニューヨーク」でスタートした「マッド・アップル」は、ニューヨークを舞台にアクロバットショーやダンス。マジック、コメティなどが繰り広げられる盛りだくさんの内容。これまでのシルク・ドゥ・ソレイユとは少し異なる演出が新鮮です。
この他、ストリップの外れには巨大なエンタメ複合施設「エリア15」もオープン。巨大なプロジェクションマッピングなど最先端技術を駆使した体験型アートスペース「オメガ・マート」は、子供から大人まで楽しめる新感覚なスポットなので、ぜひ訪れてみてほしいです。

物価高や円安だからこそメリハリをつけてグルメを満喫

フードコートはチップ不要なのもうれしい
フードコートはチップ不要なのもうれしい

昨今ラスベガスは物価が上昇傾向にあり、加えて円安のダブルパンチでお財布のヒモが固くなってしまいがち。レストラン選びに困ったら、カジュアルな飲食店が集まったフードコートがおすすめです。ラスベガスのたいていのホテルにはフードコートが入っていますが、『地球の歩き方 ラスベガス セドナ&グランドキャニオンと大西部』最新版では、わざわざ足を運ぶ価値のある個性的なフードコートを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。とはいえ、ラスベガスには、人気シェフがプロデュースする話題のレストランや、絶景自慢のダイニングなど、洗練された飲食店もたくさんあるので、メリハリをつけて食事を楽しみたいですね。

大自然の広大な景色と新鮮な空気で心身ともにリフレッシュ

グランドキャニオンで地球の鼓動を感じよう
グランドキャニオンで地球の鼓動を感じよう

ラスベガスとセットで訪れたい、グランドキャニオンや大西部の大自然は、コロナ前と変わらず壮大な景色で私たちを迎えてくれます。従来のヘリコプターやバンで移動するツアーのほか、コロナに配慮したSUVを利用するものや少人数のツアーなども催行されているので、好みや予算、スケジュールに合わせて上手に選ぶとよいでしょう。喧騒を忘れて新鮮な空気をたっぷりと吸い込みたいなら、セドナもおすすめ。ゆったりとした時間の流れが魅力のエリアなので、ぜひ2〜3泊したいところです。

ラスベガス旅のお供に!旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

約4年ぶりに最新版が発行となる『地球の歩き方 ラスベガス セドナ&グランドキャニオンと大西部』。ホテルやエンタメ、レストラン、ショップの最新情報のみならず、ラスベガスの歴史やカジノの基礎知識など、情報盛りだくさんな一冊です。次回のラスベガス旅のお供にぜひお手に取ってみてください!

■地球の歩き方ガイドブックB09 ラスベガス2023~2024年版
・URL: https://hon.gakken.jp/book/2080197500

※当記事は、2023年3月28日現在のものです

TEXT: 『地球の歩き方ガイドブック ラスベガス』編集担当 土屋朋代/(有)地球堂  
PHOTO: 土屋朋代、(有)地球堂、 iStock

〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2023年3月28日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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