サンフランシスコファーマーズマーケットで見る4月の食材

公開日 : 2023年05月01日
最終更新 :

サンフランシスコの4月は、春から一気に初夏っぽくなります。マーケットに出回る食材も春から初夏へ移り変わります。月末は日本がゴールデンウィークになり、日本語が聞こえたり、日本からの観光客の方の姿もチラっといらっしゃいました。少しずつパンデミック前に戻ってきている感じがします。

サンフランシスコのランドマーク”フェリービルディング”の修復工事もいよいよ時計台に
着手足場も美しく組み立てられおしゃれな感じなりました(月末からはネットでこの足場は見えなくなりましたが)

4月初日のマーケットの主役だったアスパラガス
4月初日のマーケットの主役だったアスパラガス

エイプリルフールの土曜日は、短いシーズンのアスパラガス登場!レストランシェフ達こぞって”爆買い”午前中にはほぼ完売でした。2週間後、更にシーズンが短いパープルアスパラガスも登場していました。
ザッカーマンズファーム

あやめとチューリップが一緒
あやめとチューリップが一緒

お花屋さんは、あやめとチューリップが一緒売られていて、春と初夏が同居しています。
マクギニスランチ

グリーンアーモンド
グリーンアーモンド

未熟なアーモンドは、グリーンアーモンドと言って、スライスしてちょっと塩ふって食べます。梅干しのタネを割ると出てくる白っぽいタネの種”天神様”みたいな味がします。一つかみで1ドル、話のタネに買ってみました。ただいま味噌漬け中です。
フロッグホーローファーム

なごりのグリーンガーリック
なごりのグリーンガーリック

またまた、グリーン何とか。ニンニクになる前ガーリックでグリーンガーリックと言います。日本では”葉にんにく”と言われているようです。柔らかくふくよかな香りが病みつき、一度使うと「ネギは使えん」と言わせる美味しさです。普段はありがたくいただいているグリーンオニオンですが、この時期だけは、アイ♡グリーンガーリックです。
オールスターオーガニックス

ホースラディッシュ(西洋わさび/山わさび)
ホースラディッシュ(西洋わさび/山わさび)

ステーキ屋さんのテーブルにある「ホースラディッシュ」西洋わさび、山わさびといわれて、栽培の盛んな北海道の方にはとても馴染みのある野菜。根っこをすりおろして使うんですが、葉っぱも食べられるし、お花もいい香りがします。根っこほど辛くない葉っぱは、軽く炒めて、若い葉っぱはそのままサラダに入れて味のアクセントにします。すりおろしたホースラディッシュをご飯に乗っけてちょっと醤油を垂らして海苔でくるっと巻いて食べたら美味しかった。
ノールファームス

そら豆初物
そら豆初物

昨日の今月最後のマーケット(29日)は、初物のそら豆と筍が出ていました。
初夏に向かって季節は移り変わっています。

筍は来週店頭に出るか出ないかファーマーですらも分からないと…
筍は来週店頭に出るか出ないかファーマーですらも分からないと…

グリーンガーリックでガーリックオイル!キャンプで活用

気候も良くなり、アウトドアシーズンになりますので、キャンプ飯用に…だけではないのですが、あったら便利なガーリックオイルを作ってみました。

<材料>
・グリーンガーリック(葉ニンニク)2〜3本
・オリーブオイル
・ローリエ
・保存用ガラス瓶
<作り方>
①グリーンガーリックは小口切りにし、保存用ガラス瓶に入れる
②ローリエは軽く折ってその上におく
③②にオリーブオイルを注ぎ蓋をして完成→漏れないように蓋する前にラップしました
翌日〜10日くらいで使い切ると香りがフレッシュ☆
*普通のニンニクだと香りが強くなりますよ
<使い方の工夫>
焼いたフランスパンに塗る。茹でたパスタと和える。
アウトドアクッキングに、サバ水煮缶&アンチョビ缶で”鯖アヒージョ”
・サバ缶の水を切って、オイルとアンチョビ塩少々BBQグリルの脇に置いて、くつくつ煮えたらOK

使用したオリーブオイルはお取り寄せの香り高いおすすめオイルです
ナパバレーオリーブオイルマニファクトリー

紫色を生かしてたらお漬物になりました
紫色を生かしてたらお漬物になりました

パープルアスパラガスのお漬物
紫色のもと、アントシアニンは加熱すると色が飛んじゃう儚さがあります。紫色の野菜は、基本的に緑の野菜より柔らかいと農家の方がよくいいますんで、いっそキュウリみたいに塩で漬けてみました。ちょっとレモン絞ると色綺麗になります。どーしても茹でたい場合はアスパラ入れても湯温が下がらないたっぷりの量で短時間勝負。

そら豆のお花
そら豆のお花

日本のゴールデンウィークが終わると、アメリカは卒業式シーズンから夏休み。今年は旅行者数がパンデミック前並みになりそうと既に予想されるサンフランシスコです。5月はどんな食材がマーケットに登場するでしょうか。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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