
【中国・蘇州】独特の習俗「轧神仙」を楽しむ
旧暦4月14日(2023年は6月1日)は、蘇州独特の「轧神仙(gá shén xiān/ガーシェンシアン)」という道教のお祭りのような習俗があると聞いて、「石路」に行ってきました。
石路は道教のお寺がある歩行街

「石路」は1500年以上の歴史がある繁華街です。今も飲食店や雑貨店、衣料品店、蘇州シルクの店や金アクセサリーのお店が建ち並び、「閶門」や「山塘街」などの歴史的観光地も近いため観光客から、地元のお年寄りでも賑わう商業街です。
「轧神仙」は「轧」は蘇州の方言で、「人が押し合う、混み合う」という意味です。その名の通り、たくさんの人で混み合っていました。

「轧神仙」の由来
旧暦の4月14日は道教の八仙人の一人・吕纯阳(吕洞宾)の誕生日で、彼は毎年その日に下界に降りてきて、乞食や行商人の姿で人混みに紛れて世を見たという伝説があるそう。

つまりその日に出会う全ての人が、彼の化身である可能性があるということで、神仙廟に皆が押し寄せる、それに乗じて商売人もやって来て商売をする、それでお祭り騒ぎをするということだそうです。

コオロギからドリアンまで何でも売られています
通りで売られていたのはコオロギ!小さな虫籠に入れられていました。夏の風物詩です。


2023年は6月1日(旧暦4月14日)から3日まで行われました。この時期に蘇州を訪れたら、ぜひ蘇州の習俗を体感してください。

石路
- 住所
- 苏州市姑苏区石路
- 開放時間
- 終日
- アクセス
- 地下鉄「石路」駅12号出口から出てすぐ
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