バレンシア美術館にソロージャ展示室がオープン

公開日 : 2023年08月13日
最終更新 :


バレンシア出身の画家ホアキン・ソロージャ(1863~1923)の没後100周年にあたる今年、バレンシア美術館はソロージャのコレクションを集めた展示室を新たにオープンしました。ここにはソロージャの46点の作品が展示されています。一部は、以前こちらの記事でご紹介したリヤドロ家コレクションの目玉作品だったものです。

ソロージャは光の画家と呼ばれており、特にバレンシアの海岸の風景画など地中海の陽光を特徴的に捉えた手法で知られています。早くにマドリードに移転して自宅兼スタジオを構え、現在はそこがソロージャ美術館になっているため、多くの作品はそこに所蔵されています。出身地のバレンシアにはそれほど多くの作品がなかったため、この新しいソロージャ展示室のオープンは地元にはとても嬉しいニュースです。

スペインの観光スポットはどこも入場料が高くなり、円安の今日本人にとっては出費がかさむのですが、なんとこの美術館は入場無料を貫いているのですよ! さほど混まないのでゆっくり観てまわることもできるので、絵画好きの人にはぜひともオススメです。

©VisitValencia
大聖堂からは徒歩およそ10分、市役所広場からだと15分強の距離
©VisitValencia
大聖堂からは徒歩およそ10分、市役所広場からだと15分強の距離

バレンシア県立美術館

住所
C/ Sant Pius V 9, Valencia
開館日
火~日(月曜日と12月25日、1月1日は休館)
開館時間
10:00~20:00(12月24日と31日は14:00まで)
入場料
無料

筆者

スペイン特派員

田川 敬子

東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。