2023年は10月17日!札幌市内で初冠雪
2023年は全国的な猛暑で、北海道も例外ではなく真夏日、猛暑日が続き、紅葉の始まりも例年に比べて遅く、現在もじわじわと紅葉が進んでいるところです。
そんな中、先週末の10月16日(日)は、札幌市内の気温は最高気温が22℃と暖かく、まるで夏に戻りかけたかのような気温でしたが、2日経って道内各地で初冠雪が観測されたほか、峠などでは積雪があったところも。
札幌も例外ではなく冷え込んだ今朝、札幌市内の山でも冠雪が見られました。
そして10月17日の札幌の最低気温は6℃台、最高気温は11℃までしか上がっていません。
あっという間の冬到来を思わせる寒さです。
北海道では、雪が降るころになると、「雪虫」と呼ばれる虫が飛び始めます。
白い綿のようなものが体についており、まるで粉雪が舞うように飛びはじめ、そして雪虫を見てからおよそ2週間~20日後に初雪が降るといわれています。
ですが、2023年は雪虫を見るかみないかのうちに初冠雪がありました。
(写真は2023年10月15日に占冠村でたくさん飛んでいた雪虫です。)
ちなみに1日前の10月16日は、写真↑のような紅葉具合。
まだ緑も多く、紅葉のピークはこれから、とも思わせる色合いです。
今年は、1本で紅葉のグラデーションが楽しめる木も少なくないようです。
こちらのモンキチョウも前日、10月16日に飛んでいた蝶です。
モンシロチョウとモンキチョウ、シジミチョウが一斉に数少ない咲いている花に集まってきていました。
昨日、10月16日の最低気温は12℃。
天気予報によると、これからは最低気温が10℃未満の日が続くようなので、蝶も見納めかもしれません。
暑い暑いといっていた9月がすでにとても懐かしく、急に冬の気配を感じ始めた札幌です。
なお、日中でも日が差しているときと曇っているときでは、体感温度がかなり異なるので、お出かけの際はマフラーや手袋などを携帯したり、重ね着や脱ぎ着しやすい服装でお過ごしください。
最後になりましたが、山の頂上付近の雪は、午後にはとけて見えなくなりました。
参考:さっぽろお天気ネット
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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