首脳会議後、市内の様子が注目されるサンフランシスコ。12月上旬の様子

公開日 : 2023年12月02日
最終更新 :
筆者 : Katie M

大々的に行われたAPEC首脳会議が終了してはや2週間、コンベンションセンター付近では大掛かりな清掃作業が行われましたが、現在はどう変化しているのでしょうか?12月に入ったサンフランシスコの様子をレポートします♪

APEC首脳会議後の市内の変化は?

11月中旬に市を挙げて大々的に開催されたAPEC首脳会談、終了して2週間目となる今週大掛かりな清掃が勧められたダウンタウンはどう変化しているのでしょうか? 現在もSoMa地区のAPEC立ち入り禁止区域とその周辺では、ホームレスの存在は減少していますが、APEC以前の現状が戻りつつある兆候が見られるという声もあります。来年の厳しい再選キャンペーンに臨むブリード市長にとって、今後数カ月間の市街地の状況は特に重要とされ、関心が集まっているところです。個人的な筆者の肌感覚では、以前よりも路上に溜まるホームレスや薬物中毒者の数は減少しているが、ここ数日でいくらか増加傾向にあるように感じます。

このままの状態を維持できるのか、市民にとっては気になるところです。

検査免許がないワクチンテストテントが撤去

今月、SoMa地区やミッション地区で緑色のテントを設置し、無許可でコロナテストを提供を行うGentech社がサンフランシスコでの活動を停止することに合意しました。これは個人情報とテストサンプルを引き換えに、テストを提供し$5を支払っていた団体で、治安の悪い地域に設置し、参加者に現金を支払うことで麻薬取引の蔓延に加担しているとして指摘されていました。サンフランシスコ市保健局が警告を発令し、問題となっていました。ここ数ヶ月の間、ミッション通りや6番通りで見かけていたテントですが、今後は撤廃されることとなります。

今週末のイベント情報

12月1日6時から、サンフランシスコ市内ではパナソニックのハイテクプロジェクターとレーザーを使用し、地元および国際的に有名な13組のアーティストによる大規模なアートコンセプトLet’s Glow SFがスタートします。セールスフォース・タワーでは、LEDパネルにLet's Glow SFの作品が投影され、ベイエリア全域から見ることができます。このイベントは12月10日まで、無料で観覧が可能です。

同日、ヘイズバレー地区では毎年恒例のHayes Valley Holiday Strollが開催されます。ライブ・ミュージック、散策イベント、ホリデー・ファッションに身を包んだドラッグ・クイーン・アンバサダー、キャロラー、ホリデー・ウィンドウ・コンテスト、ショッピング、フォト・ブースなど、企画も盛りだくさん。こちらのイベントも無料で楽しめます。


最後に

このコラムを書いている2023年12月1日現在、サンフランシスコの市のデータによると、今週1週間のサンフランシスコの陽性率は7.25。ホリデーシーズンの移動の影響か、先週の6.2%、先々週の4.7%からじんわりと上がっています。カリフォルニア州の平均陽性率は、8.5%。インフルエンザの陽性率は7.4%です。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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