【北海道札幌市】冬でも雪でも楽しめる! 定山渓のとっておきアクティビティ&グルメ

公開日 : 2024年02月28日
最終更新 :

北海道有数の温泉地として知られる定山渓。札幌市内(南区)とは思えないダイナミックな自然に囲まれています。紅葉の美しさで知られていますが、秋以外のシーズンも楽しいことが盛りだくさん! 冬でも雪でも、さらに未経験でもできる大充実のアクティビティとグルメを体験しに、定山渓の複合施設「心の里 埜のてらす」を訪れました。

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雪見ラフティングで自然と野生動物に癒やされる

まずは「雪見ラフティング」をご紹介。北海道のラフティングといえばニセコが有名ですが、定山渓もラフティングのスポットとして知られます。複合施設「心の里 埜のてらす」にあり、定山渓をベースに数々の体験を提供している「フリルフスリフ」では、冬季は雪見ラフティングを開催。

雪景色と真っ赤な錦橋のコントラストが美しい
雪景色と真っ赤な錦橋のコントラストが美しい

暖かい服装(手袋も忘れずに)さえ着ていれば、手ぶらで OK という手軽さがうれしい。貸与されたライフジャケットと長靴を着用し、いざ入水! 滑るように川に入る瞬間に歓声が上がります。

川に入るドキドキの瞬間
川に入るドキドキの瞬間

ハードなイメージのあるラフティングですが、ここ定山渓での雪見ラフティングは 3 歳の子供から参加できるほどゆったりのんびり。シーンと静まり返った環境で、氷瀑などの雪景色を楽しんだり、野生動物を眺めたり、冬ならではの魅力でいっぱいです。

氷瀑が見えることも。訪問時は野生のシカを見ることができました
氷瀑が見えることも。訪問時は野生のシカを見ることができました

代表の木村さんによると「前に進むコツはパドルを手だけで動かさず、全身で背中から動かすようにする」とのこと。それがいい全身運動にもなり、美しい景色と相まって、ラフティング後は爽快感でいっぱいに。

所要時間は約 2 時間、開催時期は 12 月上旬~3 月下旬
所要時間は約 2 時間、開催時期は 12 月上旬~3 月下旬

また途中の休憩の時間においしいごほうびも。増水する日以外はどんな天候でも楽しめて初心者も OK なので、ウィンタースポーツが苦手だけど何かしたいという方にもおすすめです。

焼きマシュマロとお茶で一服
焼きマシュマロとお茶で一服

手作りバームクーヘンで達成感とおいしさを得る

施設の敷地内にあるかわいいテントではおやつ作り体験もできます。今回は「くるくるバウムクーヘン作り」にチャレンジ。機械で作るイメージが強いバウムクーヘンを、はたして自分で作れるのか……半信半疑のままチャレンジ!

木の棒に特製生地をまんべんなくかける
木の棒に特製生地をまんべんなくかける

バットに入った特製のバームクーヘン生地を木の棒の先にかけて、焚火の上でくるくるまわします。くるくるまわさないと液ダレするので早くまわし、軽くこがすくらいしっかり焼くのがポイント!

試食まで含めると所要時間は約 1 時間
試食まで含めると所要時間は約 1 時間

生地をかけて、まわして……を繰り返し、少しずつ生地の層が重なり、年輪を重ね、ほかほかのバウムクーヘンを作り上げます。テントは全天候型、焚火のあたたかさで真冬でも快適でした。回し続けること約 30 分、生地をすべて焼いたところでフィニッシュ。「マンガ肉」のような形になりました。

切る前のバウムクーヘン
切る前のバウムクーヘン

棒を抜いて切ってみるとまさに売り物のようなバウムクーヘン! 表面はカリっと、中はしっとりとしていて、甘さ控えめで美味。焼きたてのやわらかい状態はもちろん、冷めるとよりいっそう甘さを感じて格別のおいしさです。

均等に切って木の皿に並べていきます
均等に切って木の皿に並べていきます
軽い食感と甘さで何個も食べられます
軽い食感と甘さで何個も食べられます
施設名
野あそびベース フリルフスリフ
住所
北海道札幌市南区定山渓温泉西4-371 心の里 埜のてらす内
体験時間・料金
内容によって異なる
アクセス
札幌中心部より車で約 40 分

地元食材のおいしさを感じるメニューの数々にほっこり

「心の里 埜のてらす」はレストランも完備。訪問したのは大きな窓から定山渓の大自然を望み、店主の好みというビートルズの曲がやさしく流れる「埜ノ山キッチン はるらんな」。無農薬にこだわった野菜や市内の養豚場から仕入れた肉など、新鮮な食材をふんだんに使ったメニューが楽しめます。

店内のいたる所に地元の木材を使用
店内のいたる所に地元の木材を使用

まずは看板メニューという「北海道 埜のシチュー」をオーダー。市内唯一の養豚場の「古川ポーク」を白ワインとトマトベースで煮込み、地元の野菜がたっぷり入った、北の大地の恵みを詰め込んだようなひと皿。シチューはさらさらの口当たりで、スプーンで切れてしまうくらい柔らかいお肉にぴったり。よもぎとくるみを練りこんだ自家製パンといっしょにいただきます。

北海道 埜のシチュー1800 円
北海道 埜のシチュー1800 円

「古川ポーク」は品評会で全道最優秀賞を受賞している札幌市南区の養豚場の豚肉。出回る数が限られているため、とても貴重なのだとか。そんな古川ポークを燻製にしたソーセージを使ったナポリタンやサンドイッチなど、厳選された食材を使ったメニューがいろいろと楽しめます。

ナポリタン 1650 円
ナポリタン 1650 円

デザートは定山渓たまごプリンを。卵黄に見えるのは実はマンゴーとパッションフルーツのジュレ。ほどよい酸味とやわらかめの生地の甘さが調和した、ここでしか味わえないデザートです。

定山渓たまごプリン 440 円
定山渓たまごプリン 440 円
施設名
埜ノ山キッチン はるらんな
住所
北海道札幌市南区定山渓温泉西 4-371 心の里 埜のてらす内
営業時間
11:00~15:00
定休日
木曜日
アクセス
札幌中心部より車で約 40 分

札幌からすぐ行ける温泉地・定山渓温泉!  新刊「aruco北海道」もお見逃しなく

56 ヵ所の源泉から 60~80℃の高温の湯が毎分 8600 リットルも湧出し、昔から札幌の奥座敷としてにぎわってきた「定山渓温泉」。紅葉スポットの二見吊橋や足湯、自然あふれる公園はもちろん、新しい施設も続々とオープン。観光スポットやカフェなどは 2024 年 4 月 18日発売の「aruco北海道」でもご紹介。ぜひ春夏秋冬美しい定山渓を満喫してくださいね。

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