見て！食べて！今すぐ行きたい北九州市の春満喫スポット
春はもうそこまでやってきています。北九州市で春を満喫するスポットをセレクトしました。全国に知られる合馬（おうま）のたけのこ、城とのコントラストが美しい小倉城の桜、そして世界中から注目を集める藤園などなど、この季節に訪れるべき北九州市の名所をご紹介します。目に舌に、春を満喫しに出かけませんか？
合馬のたけのこはなぜこんなにおいしいの!?
全国有数の竹林面積を誇る北九州市。なかでも全国の高級料亭などでも珍重されている合馬のたけのこは、極上品。香り、味、歯応え、三拍子揃って評価が高いのは、時期を見極めて掘り出し、出荷されるからなのです。地元の人曰く「合馬のたけのこがおいしいのは、まだ土の上に頭を出す前の柔らかいたけのこを探して掘り出しているから。伸びてから掘るのとは風味が全然違うんです。その分掘るのがとっても大変。合馬の生産者の並々ならぬ努力が評価につながっています」。
合馬へ向かう道路にはたけのこを味わえる食事処やたけのこ掘りを楽しめるたけのこ園、農産物直売所などが点在しています。
たけのこの生産者が営む和食処。旬の時期には掘りたてのフレッシュなたけのこを、刺身や天ぷら、煮物など、バリエーション豊富な料理で楽しませてくれます。産地ならではの新鮮なたけのこを堪能しましょう。人気店なのでシーズン中は行列覚悟。お弁当もあるのでテイクアウトも可能です。
また、こちらではシーズン以外も1年中合馬のたけのこを使った料理が味わえます。
■合馬竹膳
・住所：北九州市小倉南区徳吉南4-5-1
・営業時間：11：00～14：00
・休：月・水
・アクセス：北九州モノレール徳力嵐山口駅から車で6分
合馬のなかでも最もおいしいとされる麻生地区に位置するたけのこ園。3月中旬（2024年は3月20日予定）～5月上旬のたけのこの時期に開園し、たけのこ掘り体験ができます。たけのこは掘った分だけ買い取るというシステム。初心者でも掘り方を教えてくれるので気軽に挑戦してみては!? また敷地内にある「合馬茶屋」ではたけのこ料理を提供。春の味覚を存分に楽しんで。
■合馬観光たけのこ園／合馬茶屋
・住所：北九州市小倉南区合馬644
・営業時間：10：00～14：00（閉門15:00）／合馬茶屋は～L.O.13:00
・休：期間中は無休
・料：入場料300円
・アクセス：北九州モノレール徳力嵐山口駅から車で10分
小倉城と満開の桜に酔いしれる
北九州市で気軽にお花見をするなら小倉城とその周りに広がる勝山公園がおすすめです。JR小倉駅からも徒歩でいける距離なので旅行者でも気軽に花見が楽しめます。白壁の城と桜、そして青空、鮮やかな色どりを眺めながら、春を満喫。小倉城の桜の見ごろは、例年3月下旬～4月上旬ごろ。期間中は「小倉城 桜まつり」も開催され、小倉城もライトアップされます。
■小倉城
・住所： 北九州市小倉北区城内2-1
・営業時間： 10:00～20:00
・アクセス： JR小倉駅から徒歩15分
・料金： 350円
・URL： https://www.kokura-castle.jp
今年で20回目を迎える「小倉城 桜まつり」。夜桜のライトアップや、飲食店ブースにお花見グルメが大集合するほか、地元のパフォーマーによるパフォーマンスなども。小倉城周辺がたくさんの人で賑わいます。
■小倉城 桜まつり
・開催場所：小倉城天守閣、小倉城天守閣前広場、歴史の道、小倉城庭園
・開催期間：2024年3月23日（土）～4月7日（日）／10：00～21:00
世界中の人を魅了する圧巻の藤園
アメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出されたことで世界中からの注目を集める藤園。植えられている藤の品種は22種で、約1000坪の広さを誇る大藤棚や長さ80mと110ｍの藤のトンネルなど、あちらこちらで見事な藤のグラデーションが美しく、記念撮影をしたくなります。開園は天候などにより異なりますが、藤の見ごろは例年4月下旬～5月下旬ごろ。
また、敷地内には約700本の紅葉が植えられていて、11月中旬～12月上旬ごろの紅葉シーズンにも開園される。
入園は予約チケット制になるので公式サイトをチェック。
■河内藤園
・住所： 北九州市八幡東区河内2-2-48
・営業時間： 春の藤期8:00～18:00（秋の紅葉期は9:00～17:00）
・アクセス： JR八幡駅から車で20分
・料金： 藤期1500円、紅葉期500円
・URL： https://kawachi-fujien.com/
読んでびっくり！ 来て納得！ 『地球の歩き方 北九州市』
世界160の国と地域のガイドブックを発行する「地球の歩き方」が、全国初の市版として選んだ「北九州市」。世界でも類を見ない五市対等合併により誕生したメガタウンは、全７区に独自の歴史や文化、発祥グルメからエンタメまで……訪れる度に新しい出会いがある唯一無二の場所。そんな北九州市を「地球の歩き方」ならでは視点で徹底取材し、400ページにまとめてお届けします。
※当記事は、2024年3月8日現在のものです
PHOTO ＆TEXT：『地球の歩き方 Ｊ１３ 北九州市』編集担当 Travel Lab.
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筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
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