近代建築と自然が融合! シンガポールを象徴する最新ホテル「パン パシフィック オーチャード」
2ページ目

公開日 : 2024年03月19日
最終更新 :

シンガポール初、ペルーのテイストをミックスしたレストラン

朝6:30から夜は22:30まで営業するオールデイ・ダイニング「Mosella」
朝6:30から夜は22:30まで営業するオールデイ・ダイニング「Mosella」

最後にホテル内にあるメインダイニングもご紹介。ホテル2階の「Mosella」でエグセクティブシェフを務めるのは、スペインのサン・セバスチャン出身、ペドロ・サンペール氏。地中海料理にペルーのテイストを加えた、シンガポールで初の試みとなるレストランです。

実はペルー料理は、植民地支配を行っていたスペイン人や、移民としてやってきた日本人や中国人など、さまざまな民族の影響を受けて独特の進化を遂げた料理。現地ペルーでは、日系移民がペルー食材を使って作る料理のことを「コミーダ・ニッケイ(日系ペルー料理)」とも呼んでおり、ここMosellaの食事は日本人の舌に合うものが多く見られます。

スパイシーなソースで味付けしたペルー料理「サーモンのティラディート(写真右上・SGD24))と「ブッラータ(左下・SGD28)」
スパイシーなソースで味付けしたペルー料理「サーモンのティラディート(写真右上・SGD24))と「ブッラータ(左下・SGD28)」
朝食のビュッフェでは洋食のほか、麺類や中華まんなど、シンガポールの幅広い食文化を楽しんで
朝食のビュッフェでは洋食のほか、麺類や中華まんなど、シンガポールの幅広い食文化を楽しんで

例えば、みかんポン酢でさっぱりと味付けした「ハマチのティラディート(SGD26)」や北海道産のホタテを使ったマリネ「セビーチェ・デ・コンチャス(SGD26)」、エビをにんにくとオリーブオイルで煮込んだ「ガンバス・アル・アヒージョ(SGD32」など、魚介類のメニューも充実。

また魚だけでなく、メインの肉料理「ラムチョップ(SGD42)」でも、ペルーの伝統的な赤唐辛子ペースと日本の味噌をブレンドしたオリジナルアヒ・パンカ・ミソに漬け込むなど、シェフのオリジナルメニューながら日本人にはどこか懐かしさも感じる料理になっています。滞在中にランチで利用しましたが、お味は保証付き。ビジターとしてわざわざ食事に行く価値のあるレストランだと思います。

オーチャード・ロードから見上げるパン パシフィック オーチャードの外観
オーチャード・ロードから見上げるパン パシフィック オーチャードの外観

冒頭でも述べましたが、オーチャード・ロードやMRTの駅も歩いてすぐという便利なロケーションにあるパン パシフィック オーチャード。観光や買い物、どこに行くにも利便性が高いだけでなく、ホテル内でのグルメやリゾートも存分に満喫でき、さらにサスティナブルな取り組みにも注力。今後はシンガポールを代表するホテルとして認知されていくのではないでしょうか。まだ開業から1年足らずなので、気になる方は実際にステイし、その魅力をいち早く体感してみてください!

パン パシフィック オーチャード

筆者

地球の歩き方観光マーケティング事業部

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。