トルコ料理の特徴と知られざるその魅力

公開日 : 2024年04月26日
最終更新 :

トルコ料理と聞くと、ケバブやトルコアイスをイメージする方が多いかもしれません。実はトルコ料理は、中国料理、フランス料理とともに世界三大料理に数えられ、地理・歴史的な影響により多様性に富んだ料理として発展してきました。今回はトルコ料理の魅力と、トルコへの行き方を紹介します。

トルコ料理の特徴

ケバブ
©iStock ケバブ

トルコ料理の魅力は、その多様性と豊かな味わいにあります。ヨーロッパとアジアの間にあるトルコは、シルクロードの一部として交易の拠点となっていました。そのため、昔から新鮮で質の高い食材や豊富に使われていたことや、さまざまなスパイスやハーブが用いられたことも、独自の食文化形成の一因となっています。

トルコ料理を代表する料理といえば、やはりケバブ。一般的に、ケバブには牛や羊、鶏肉が使われ、串に刺して焼き上げられます。肉は焼く前にしっかりと味つけされるため、ジューシーで風味豊か。ケバブは店や地域によって味付けや付け合わせが変わり、さまざまなバリエーションがあるので、現地で食べ歩きをしてみるのもおすすめです。

  • ぬれバーガー ©iStock

    ぬれバーガー ©iStock

  • サバサンド ©iStock

    サバサンド ©iStock

最近ではハンバーガーを蒸したピザまんのような「ぬれバーガー(Islak Hamburger)」や、焼きたてのサバをトマトやタマネギなどの野菜とともに挟んだ「サバサンド(Balik Ekmek)」などのストリートフードも、日本人観光客に人気となっているようです。

トルコ産のワインとビール
トルコ産のワインとビール

またあまり知られていませんが、実はトルコはワイン大国。5000年以上の長きにわたってワインが造られてきており、ブドウの生産量は世界第6位(※)を誇ります。とりわけワインが多く造られているのはカッパドキア、ヨーロッパ側にあるトラキア地方やエーゲ海地方。これらのエリアを回ってワイナリー巡りをすれば、きっと特別な旅になるでしょう。

※国連食糧農業機関(2022年):https://www.fao.org/faostat/en/#rankings/countries_by_commodity

トルコへの行き方

日本からトルコ最大の都市イスタンブールへは直行便が就航しています。フライト時間は約13時間。直行便を運航している航空会社はターキッシュ エアラインズとANA(ターキッシュ エアラインズとのコードシェア便)です。

ターキッシュ エアラインズは東京(成田・羽田)、大阪(関空)からそれぞれ毎日運航しているため、旅行スケジュールが組みやすいのがポイント。「航空業界のアカデミー賞」と呼ばれるSkytrax社のアワードで「ベスト エアライン ヨーロッパ賞」を受賞したサービス品質の高さも魅力です。

まとめ

日本ではまだまだその魅力が知られていないトルコ料理。現地を訪れれば今回紹介したもの以外にも、お気に入り料理や興味深い食文化にたくさん出合えるはずです。次の休みには、トルコ旅行を検討してみてはいかがでしょうか?

トップ画像:iStock

筆者

地球の歩き方 永倉

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。