
ティッセン・ボルネミッサ美術館
Museo de Thyssen Bornemisza
中世から近代まで西洋美術の流れをたどる

ティッセン・ボルネミッサ男爵が親子2代にわたって収集したコレクションをスペイン政府が買い取り、プラド美術館の斜め向かいに建つ貴族の館を改装して1992年に開館。エントランスホールにはスペイン国王夫妻とティッセン男爵夫妻の大きな肖像画が飾られ、白とオレンジ色で統一された館内は明るく柔らかな光に包まれている。48の展示室に14世紀から現代まで約800点の作品が年代順に展示されており、順路に沿って館内を巡れば、西洋美術の歴史をたどることができるようになっている。また2004年には、男爵の妻カルメンのコレクションを展示する新館もオープン。コレクションの幅広さと質の高さでは、ヨーロッパでも屈指の美術館だ。プラド美術館やソフィア王妃芸術センターにはない部分を、ここでは楽しむことができる。
写真
世界有数の個人コレクションを所蔵する
雰囲気のいいガーデンカフェ&レストラン
「英国王ヘンリー8世の肖像」 ホルバイン(1534 〜1536 年頃)
「風景のなかの若い騎士」 カルパッチオ(1510 年頃)
「ジョヴァンナ・トルナブオーニの肖像」 ギルランダイオ(1488 年)
「枯れ木の聖母」 クリストゥス(1450 年頃)
「無原罪の御宿り」 エル・グレコ(1608 ~ 1614 年)
「聖母子とビテルボの聖女ロサ」 ムリーリョ(1670 年頃)
「博士たちと議論するキリスト」 デューラー(1506 年)
「アレクサンドリアの聖女カタリナ」 カラヴァッジオ(1597 年頃)
「聖女カシルダ」 スルバラン(1640 〜1645 年頃)
「オーヴェルの風景」 ゴッホ(1890 年)
「乗馬服の婦人」 マ ネ( 1882 年)
「緑の服の踊り子」 ド ガ(1877 〜1879 年)
「庭で日傘をさす女」 ルノアール( 1873 年)
「ワーテルロー橋」 ドラン(1906 年)
「ギターを持ったカタルーニャの農夫」 ミ ロ(1924 年)
「目を覚ます1秒前、ザクロの実の周りを1匹の蜜蜂が飛び回ったために見た夢」 ダ リ(1944 年)
「鏡を持つアルルカン」 ピカソ(1923 年)
基本情報
- 住所
- Paseo del Prado 8
- 電話番号
- 917 911 370
- 開館時間
-
月 12:00〜16:00
火〜日 10:00〜19:00
※入場は閉館30分前まで。
12/24・31は〜15:00 - 休館日
- 1/1、5/1、12/25
- 料金
- €12、学割と65歳以上€8、月は無料
- 地下鉄駅
- 2号線バンコ・デ・エスパーニャ駅から徒歩5分
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