カンタベリー大聖堂
Canterbury Cathedral
2 度にわたって火事に見舞われ、創建時の建物は残っていない。中世に、今のゴシック調のものが完成した。
内部には、三本の剣が飾られた、聖トーマス・ベケット(1118 ?〜1170)が暗殺された場所が残っている。ベケットは、カンタベリー大司教(イギリスでは一番えらい聖職者)だったが、教会の力を制限しようとしたヘンリー2 世と対立。ヘンリー2 世の軽率な言葉がもとで、早まった4 人の騎士の手にかかってしまった。後に、世論を鎮めるために、ヘンリー2 世は、ベケットのお墓に謝りに行ったという。ベケットの死後、さまざまな奇跡が起き、彼の遺骨は不治の病を治すといわれるようになり、カンタベリー大聖堂を訪れる巡礼者の数は一挙に増えた。
数々のステンドグラスには、聖書のなかの話をもとにしたもの、王や聖人などが、美しく映し出されている。
また、ブラック・プリンス(黒皇太子)と呼ばれ、「百年戦争」で大活躍したエドワード王子もここに眠っている。
写真
基本情報
- 住所
- 11 The Precincts, CT1 2EH
- 電話番号
- (01227)762862
- 開館時間
-
夏期 9:00 〜17:30(日 〜16:30)冬期 9:00 〜17:00(日 10:00 〜16:30)
地下のクリプトは10:00 〜 最終入場は閉館30 分前 - 定休日
- グッドフライデー、12/24・25。儀式などで入場不可になることもあるので詳細は要確認。
- 料金
- £12.50 日本語オーディオガイド£4 英語のガイドツアー£5(1日3 回くらい催行)
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