ダーリングハーバー&バランガルーとチャイナタウン

Darling Harbour & Barangaroo, Chinatown

ロックスがシドニーの歴史をしのばせる観光エリアとすれば、ダーリングハーバー&バランガルーはシドニーの現代を象徴するエリアだ。かつて貿易港として栄え、後に工場や造船所の残骸が建ち並ぶ廃墟と化した場所で、1988 年、建国200 年を記念して、まずダーリングハーバーの大規模再開発が行われた。その結果、コックルベイCockle Bay を取り囲むように、博物館や水族館、ショッピングセンター、巨大展示会場、コンベンション施設などが集まる場所に生まれ変わったのだ。特にシーライフ・シドニー水族館とワイルドライフ・シドニー動物園(テーマパークとして紹介→ P.273〜274)は、シドニーを代表する観光地として、世界中から大勢の観光客を集めている。そして2010 年代に入りダーリングハーバーの北バランガルーの再開発がスタート。ダーリングハーバーから海沿いが一体となった形で、シドニー随一のおしゃれなダイニングゾーン&ビジネスゾーンに生まれ変わった。ダーリングハーバー~バランガルーの海沿いは遊歩道になっていていつも大勢の人が行き交っている。 ダーリングハーバーの南は、再開発された新スポットダーリングスクエアDarling Square。隈研吾設計で、まるで巨大な鳥の巣のようにも見えるザ・エクスチェンジTheExchange(ダーリングスクエア図書館)を中心に飲食店やオフィスビルが集まっている。そしてダーリングスクエアの隣一帯がチャイナタウンだ。多民族国家を実感させるエキゾチックなエリアで、中国系だけではなく、アジア各国のレストランや食料品店、雑貨店が並んでいる。

写真

  • バランガルーの湾沿いの遊歩道は散歩にも気持ちがいい

    バランガルーの湾沿いの遊歩道は散歩にも気持ちがいい

  • ダーリングスクエアの中心ザ・エクスチェンジ

    ダーリングスクエアの中心ザ・エクスチェンジ

基本情報

アクセス
シドニー中心部から徒歩でアクセス可能。またバランガルーやダーリングハーバーはサーキュラーキーからフェリーでのアクセスもおすすめ。またダーリングハーバーやチャイナタウンならシティからライトレールL1 のアクセスも便利。
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