フリーマントル
Fremantle

パースから南西に約19km、スワン川がインド洋に注ぐ河口に、フリーマントルはある。市民の間ではフレオFreoの愛称で親しまれる美しい港町だ。1986〜1987年に、世界的ヨットレースのアメリカズカップが、アメリカ以外で初めて開催された地でもある。
町の歴史は1829年にキャプテンフリーマントルの植民地宣言により始まった。現在も、当時の囚人たちによって建てられたすばらしい建築が数多く残っており、散策しているとまるで映画の撮影セットのなかにいるような気分になる。そのため町には雰囲気のあるカフェやパブが多い。特にマーケット・ストリートMarket St. とサウス・テラスSouth Tce. の交差する周辺は通称カプチーノ通りCappuccino Stripと呼ばれているほどで、たくさんのカフェが並んでいる。カフェ好きのオージーが、自分たちのお気に入りのカフェに集まり、のんびりとおしゃべりを楽しんでいる姿をよく見かける。
フィッシングボート・ハーバー付近には、シーフードをウリにするレストランが建ち並び、ディナータイムには大にぎわいとなる。また地ビール工場のリトルクリーチャーズ・ブリュワリーLittle Creatures Breweryがあり、ビールの飲み比べなども楽しめる。
フリーマントルの移動は徒歩でも十分だが、フリーマントル駅前を発着する2系統の無料バス、フリーマントル・キャットFremantle CATも積極的に利用したい。2022年8月現在、町の南側を走るのがブルーキャットBlue CATのみ運行しており、フリーマントルマーケットや難破船博物館、サウスビーチに行くときに便利だ(もう一系統のレッドキャットRed CATは休止中)。
●フリーマントル・ビジターセンターFremantle Visitor Centre
- 住所
- 155 High St., Fremantle, 6160
- 電話番号
- (08)9431-7878
- 開館時間
- 月〜金9:00 〜 17:00、土9:00〜 16:00、日祝10:00 〜 16:00
- 休館日
- グッドフライデー、クリスマスデー
写真
基本情報
- アクセス
- パース市内から市バスで30〜 40分ほど。電車ならパース駅からフリーマントルラインで25分
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。