フォート・カニング・パーク
Fort Canning Park
古代からパワーを秘めた神聖な場所
シンガポール川北側の標高163mの小高い丘は、シンガポール史をひもとく重要なキーワードを秘めた場所。美しい植物が生い茂る中に歴史遺産がひっそりたたずんでいる。
14世紀初めにはマレーの君主の居住地で、庶民は立ち入りを禁じられ「フォービドンヒル」(禁制の丘)と呼ばれた。その後ラッフルズが上陸してこの丘に住居を構え、代々総督の住まいとなったことから「ガバメントヒル」と呼び名を変えた。さらに英国植民地時代には軍司令部がおかれ「フォート・カニング」と再度名称が変わり、日本軍占領時にも軍事目的で使われた。
丘に点在する見どころや庭園を巡るトレイルが整備されているので、散策してみよう。
フォート・カニング・グリーン周辺
公園北側の広大な芝生エリアがフォート・カニング・グリーン。高みに立つ白亜の建物は1926年建造の英国軍兵舎で、現在はフォート・カニング・センターと名づけられ、インド料理やフランス料理の店、カフェなど数軒のレストランが入店している。スパイス・ガーデンSpice Garden、マレー君主の墓、古代遺跡の発掘現場、地下の旧英国軍指令本部を再現したバトル・ボックスThe Battle Box、要塞跡のフォート・ゲートなどがおもな見どころだ。
バトル・ボックス
- 住所
- 2 Cox Terrace
- 電話番号
- 6338-6133
- 開館時間
- ツアー:金〜日曜、祝日9:45〜11:45、14:00〜16:30の間に30分間隔
- 休業日
- 月〜木曜
- 料金
- 大人$20、 子供(7〜12歳)$10
英語ガイドと回る約30分間のツアーで、地下指令部跡を見学する。
スパイス・ガーデン
ローカル料理に多用されるパンダンリーフやレモングラス、ナツメグ、シナモン、ジンジャーなどが植えられている。もともとはラッフルズが植物園を創設した場所。
写真
基本情報
- シンガポール内の無料通話
- 1800-4717300(ナショナルパーク・オフィス)
- 行き方
- MRTブラス・バサー駅から徒歩約8分、シティ・ホール駅から徒歩約10分。フォート・カニング駅からは徒歩数分(フォート・カニング・センターまで徒歩約10分)。
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