山梨特派員スペインへ行く~2023秋〈その14〉マドリード郊外の住宅街「ピント」
Hola!山梨特派員の水月です。
2023年秋、9月半ばから10月半ばにかけて、スペインを旅してきました。
そんな情報をお届けする「山梨特派員スペインへ行く」シリーズ第14弾は、「マドリード郊外の住宅街ピント pinto」です。
マドリードの中心となる駅のひとつ国鉄レンフェの「アトーチャ駅」から各駅停車で20分ほどの「ピント駅」。その周辺に広がるピントの住宅街にアパートを借り、2週間ほど過ごしました。
とっても居心地のいい、素敵な町だったんですよ。
(トップ写真提供:YasuoMaeda)
こちらは、アパートから見下ろした朝の風景です。9月のマドリード周辺の日の出は、7時55分頃。朝8時にようやく明るくなります。すぐ近くにはわりと大きな「Parque del Egido エヒード公園」があり、緑豊かでした。
ピントの町を歩くように、写真を見ていきましょう。
バルやレストラン、スーパー、小売店などがたくさんあり、本当に暮らしやすい町でした。
人がのんびりしている、というのでしょうか。明るく穏やかな雰囲気なんです。
横断歩道を渡ろうと待っていると、ほとんどの車が停止して渡らせてくれたのが印象的でした。
いくつもの教会があり、それぞれにミサに通う人々や、にぎやかな結婚式なども見かけました。
遺跡もあります。国鉄レンフェのピント駅近くにある「エボリの塔」です。
16世紀のスペイン貴族で、才覚あふれる美しい女性として知られた「エボリの王女」が投獄されていたとも言われています。(入場はできません)
また、秋には「チョコレートフェスティバル」が行われます。
ピントは、チョコレートの町なんです。古いチョコレート工場の煙突が残っていたり、チョコレートで飾られたような外観のホテル兼チョコレートカフェもあるんですよ。
もし、マドリード周辺で長めの旅行を考えているのなら、ピントに滞在してみませんか。
きっと、いい旅になると思います。
☆「山梨特派員スペインへ行く~2023年秋」シリーズ、バックナンバーはこちら。
第1回 「マドリードの歩き方」
第2回 「スペインで最も美しい広場~サラマンカ『マヨール広場』」
第3回 「バルでタパスを楽しむ」
第4回 「サン・セバスティアンを見渡す丘モンテ・イゲルド」
第5回 「サッカー観戦~ラ・リーガ・エスパニョーラ」
第6回 「世界で最も美しい広場~セビージャ『スペイン広場』」
第8回 「アンダルシアの白い村~フリヒリアナ」
第9回 「アンダルシアの白い村~パンパネイラ・カピレイラ」
第10回 「スペインならではのお酒を楽しむ」
第11回 「ネルハ~地中海を見渡す『ヨーロッパのバルコニー』」
第12回 「断崖絶壁の町『ロンダ』」
第13回 「マドリードで行きたい美術館・博物館」
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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