山梨特派員スペインへ行く~2023秋〈その11〉ネルハ~地中海を見渡す「ヨーロッパのバルコニー」
Hola!山梨特派員の水月です。
2023年秋、9月半ばから10月半ばにかけて、スペインを旅してきました。
そんな情報をお届けする「山梨特派員スペインへ行く」シリーズ第11弾は、アンダルシアの「Nerja ネルハ」です。地中海を見渡す「Balcon de Europa ヨーロッパのバルコニー」と呼ばれる展望台で知られるリゾート地なんですよ。
近くの地下にある大型駐車場から、徒歩5分ほど。
海までの道には、インフォメーションもあり、飲み物やスナックを売る店や土産物屋などが並んでいました。
正面に見えるのは、17世紀に建てられたバロック・ムデハル様式の「サルバドール教会」です。
おーっ、海だ!
「ヨーロッパのバルコニー」の入口付近で見えたのは、東側の可愛らしいビーチ。
「Playa Calahonda カラオンダ・ビーチ」です。こじんまりとして、くつろげそうですね。
ここが、「ヨーロッパのバルコニー」の先端。地中海に張り出した岩場に造られた展望台です。
この辺りは、イスラム時代の9世紀、海を見張るための城塞だったそうです。
1885年、アルフォンソ11世が訪れたとき、素晴らしい地中海の眺めに感動して「Balcon de Europa」と名付けたと伝えられています。
展望台の下は、レストランになっているんですよ。
それにしても、青く真っ直ぐな水平線。美しいですね。
こちらは、展望台の西側に広がる「Playa El Salon エル・サロン・ビーチ」です。
手前の白い建物は、ホテル「バルコン・デ・エウロパ」。バカンスシーズンには、ビーチも人であふれかえるのだとか。
ネルハには、「ネルハ洞窟」と呼ばれる巨大な鍾乳洞もあります。
約2万年前の旧石器時代に、クロマニョン人が暮らしていたと考えられているそうです。
毎年7月には、「ネルハ洞窟国際舞踏音楽祭」が洞窟内で開催されるといいます。要チェックです。
フリヒリアナからロンダへ向かう途中、立ち寄った地中海の眺めは最高でした。空と海の青に心が解き放たれていき、とても気持ちがよかったです。
次回は、ここから向かった断崖絶壁の町「ロンダ」をレポートします。
☆「山梨特派員スペインへ行く~2023年秋」シリーズ、バックナンバーはこちら。
第1回 「マドリードの歩き方」
第2回 「スペインで最も美しい広場~サラマンカ『マヨール広場』」
第3回 「バルでタパスを楽しむ」
第4回 「サン・セバスティアンを見渡す丘モンテ・イゲルド」
第5回 「サッカー観戦~ラ・リーガ・エスパニョーラ」
第6回 「世界で最も美しい広場~セビージャ『スペイン広場』」
第8回 「アンダルシアの白い村~フリヒリアナ」
第9回 「アンダルシアの白い村~パンパネイラ・カピレイラ」
第10回 「スペインならではのお酒を楽しむ」
筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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