ワシントンD.C. 全米最大規模の桜祭り「ナショナル・チェリーブロッサム・フェスティバル」開催!

春のワシントンD.C.の最大級のイベントといえば、世界中から推定150万人が訪れる「全米桜祭り:ナショナル・チェリーブロッサム・フェスティバル(National Cherry Blossom Festival)」です。満開の桜と共に打ち上げ花火やパレードが催され、日本のお花見とはまた違ったアメリカならではのお花見が楽しめます。
アメリカ・ワシントンD.C.の「全米桜祭り」とは!?

2023年は、3月20日(月)から4月16日(日)までの期間、アメリカ・ワシントンD.C.にて「全米桜祭り:ナショナル・チェリーブロッサム・フェスティバル(National Cherry Blossom Festival)」が開催されます。
「全米桜祭り」は、友好関係を祝して、日本(東京)からワシントンD.C.に約2,000本もの桜の木が寄贈されたことを記念して行われる桜のイベントです。
「全米桜祭り」では、満開の桜の下、マーチングバンドの演奏にあわせてチアリーディングが登場するパレードをはじめ、日本の伝統音楽の演奏やフードフェスティバル、打ち上げ花火、凧上げ大会など、さまざまなイベントが催されます。


「全米桜祭り」の見どころと楽しみ方

「全米桜祭り」の見どころは、なんと言ってもポドマック河畔を中心に植樹された桜並木です。アメリカのなかでも最大規模の桜並木を誇るポトマック河畔ですが、この桜並木の発祥は、1912年、アメリカ大統領の夫人ヘレン・ヘロン・タフトと駐米全権公使の珍田捨巳夫人により植樹された2本の苗木に由来するそうです。今では、3,500本を超える桜が花を咲かせます。
また、特別イベントも見どころです。2023年は4月15日(土)10:30から18:00、16日(日)10:30から16:00には、ワシントンD.C.日米協会(Japan-America Society of Washington D.C.)が1961年から毎年開催している、「桜祭りストリート・フェスティバル(Sakura Matsuri‐Japanese Street Festival)」が催されます。日本の伝統技能をはじめ、日本食、ダンスパフォーマンスなどが披露され、会場は十数万人の来場者でにぎわいます。

「全米桜祭り」おすすめのおみやげ

「全米桜祭り」の開催期間中は、タイダルベイスン(ポトマック川沿岸の半人工的な入江)に多くのワゴンが出店していますので、おみやげ選びにはこと欠かないでしょう。近隣のジェファーソン記念堂をはじめ、フランクリン・デラノ・ルーズベルト記念公園、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・メモリアルにも売店があります。
それぞれの売店では、この時期ならではの桜をモチーフにしたTシャツ、帽子、布製バッグなどの衣類や小物、マグカップ、文房具といった雑貨を購入することができます。筆者は、満開の桜が美しい絵ハガキと歴代大統領の顔と名前入りの物差し(1.95ドル)を購入しました。
特に、おみやげにおすすめなのは、満開の桜が美しい絵ハガキです。絵ハガキは、単なる紙のハガキではありません。なんとスティッカーになっています。絵ハガキのメッセージを読んだ後も、スーツケースや思い出の品などに貼って、楽しんでもらうことができます。しかも2.95ドルとお買い得です。
※2023年の最新グッズについては、下記公式サイトをご確認ください。
「全米桜祭り」オンラインギフトショップ


会場(ポトマック公園)へのアクセス方法

「全米桜祭り」の開催期間中は、多くの来場者で大変混み合います。特に、クライマックスのイベント「桜祭りストリート・フェスティバル」が行われる期間は、ペンシルベニア通り(Northwest 3rd & 7th Street)だけでなく、ワシントン市内では大規模な交通規制が行われます。
「全米桜祭り」に行くには、メトロ(地下鉄)を利用すると便利です。ポトマック公園にもっとも近いメトロ(地下鉄)の駅は、ブルーライン、およびオレンジラインのスミソニアン駅(Smithsonian St.)です。

日本とワシントンD.C.の友好関係を祝して始まった「全米桜祭り」。日本のお花見とはまた違った、アメリカならではのお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

筆者
アメリカ・ワシントンDC特派員
舞林鳥 恵
【地球の歩き方】では、2013年から、ワシントンDC周辺はじめアメリカ各地の観光名所や魅力的な穴場スポットの情報をお届けしています。
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