カウントダウン前のタイムズスクエアを歩く

公開日 : 2010年12月29日
最終更新 :

猛吹雪のニューヨークにもかかわらず、タイムズスクエアに集う人々は日増しに多くなってくるようだ。ライトアップで街中は光の洪水。押し寄せる人々の波でタイムズスクエア周辺はなんだか熱気さえ漂ってきそうだ。

カウントダウンが行われる東芝ビジョンのすぐ上では、2010年の年号が2011年に切り替わる。そのシーンを目の当たりにし、東芝ビジョンに向けてシャッターを押す人。

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劇場周辺ではミュージカル「ライオンキング」の仮面をかぶった宣伝係と記念写真を撮る人。

あと3日と迫った恒例のカウントダウンに向けて、ニューヨーカーも観光客もすでにお祭り気分なのだ。

今年は警察官も思ったより重装備でなく、物々しさも感じられない。だから全世界から集まってきたニューヨークラバーたちは、カウントダウンを思いっきり肌身で体感できるだろう。

夜、タイムズスクエア、7番街に面したビジターセンターに寄ってみた。実はここには、LEDを使ったカウントダウンボールの展示とともに「Wishing Wall=願いの壁」コーナーがある。初めて知ったのだが、カウントダウンで新年を迎える瞬間、あの東芝ビジョンまで舞い上がる紙吹雪には、人々の願い事が託されているのだ。ビジターセンターではカラフルな紙吹雪が用意され、訪れた人はそこに願い事をしたため、壁にピンで留めてもらう。

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すでに貼られた紙吹雪の願い事を覗いてみると・・・

「世界が平和でありますように。」「犯罪がなくなりますように。」という一般的な願いに混ざって、「仕事が見つかりますように」という不況を反映した個人のお願い事も多かった。中には「カリフォルニアへ引っ越したらそこで再就職できますように」という具体的なお願い事も。

私も家族の幸せや姪の大学合格祈願など欲張った願い事を書き、壁に貼ってもらった。これがカウントダウンとともに新年の空に舞い落ちるのかと思うと、今から感無量の思いだ。

実は私、ニューヨークに来て初めてカウントダウンのイベントに参加する。毎年、家で見るTV中継ばかりだったが、自宅の目と鼻の先で行われるリアルカウントダウンを今年は生で見る。今からわくわく。このカウントダウンの感動を1月11日のブログにてお届けしようと思う。

それでは皆さん、よいお年を!

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