医療と科学とアートを融合したウェルカム・コレクション
2007年6月にオープンしたばかりの、まだ真新しい博物館、ウェルカム・コレクションに行ってきました。
「ウェルカム」とは、19世紀後半から20世紀前半を生きたヘンリー・ウェルカムという化学者の名前から取られたもの。この人は、それまで薬といえば粉薬や液体を意味していた時代に、錠剤という概念を発明して莫大な財産を築いたそうです。その資産を基に設立されたのが、医療と科学とアートを融合した博物館、ウェルカム・コレクションなのです。
「医学」「科学」と聞くとなにやら難解そうなイメージばかりが浮かびますが、この博物館では、なにごとにもどこかユーモアが含まれているところに好感を持ちました。
これは肥満に関する展示。「ぷっ」と笑ってしまいます。
肥満の人形の側には骸骨が飾ってありました。
写真が逆さまになっているわけではなくて、天井からこんなものが吊り下げられているのです。
カフェも奇麗でした。
ロンドン市民の間でもまだ広くは知られていない穴場ですが、きっと、これから人気が出てくるのではないかと睨んでいます。
Wellcome collection
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